安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

寒い中にも

今日は3時頃から2人で歩きに行きました。
すごく寒いのにあずまやでは7~8人の男性高齢者が寄り合いをしておられました。
この時間いつもいるのは男性だけです。何故?


この冬はほとんど私は朝、夫は昼間なので、一緒に行くのは久しぶりです。
私はこの頃放水口までは行かないのですが、今日は行きました。
すると岸辺にこの花が1株咲いていたのです。



「ナルトサワギク!」と私が叫ぶと夫が「悪いやっちゃ」
いや、植物に罪はないヨ。
でもこれは特定外来生物で、通年咲く繁殖力の強い植物です。
去年の春?初めて見つけて、夏にはもう安威川のあっちこっちに広がっていました。
秋に河川敷の草刈りをした後は見なくなって、通年咲くって書いてあったのに、そうでもないなあと思っていたのでした。
でもこの株の大きさからして、結構前から生えていたものと思われます。
鳴門市で最初に見つかったので、この名前が付いたということですが、もう15以上の府県に広がっているようです。毒があって牧草に混じると草食動物・家畜が中毒になるそうです。



反対側の土手の下にも黄色い花が咲いているのを夫が見つけました。
1輪だけ咲いていました。



葉っぱがなくなっていますが、これはヒメリュウキンカだと思います。
枯草の中に黄色に光って咲いています。リュウキンカは在来種ですが、ヒメリュウキンカはイギリス。ヨーロッパからの外来種です。うちにもあって、2,3日前に咲き始めたのに気が付きました。



放水口には今日はハシビロガモがポンポコリンのフクラハシビロになっておりました。




キンクハジロもホシハジロもポンポコリンになって、プカリプカリ揺れてお昼寝中でした。




合流点に戻って来ると、ここではヒドリガモが盛んに水しぶきをあげてバタバタしていました。



世の中いろいろありますが、河川敷は長閑です。