安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

もしかしてナルトサワギク?

一昨日が雨で、昨日は河川敷はぬかるんでいたので堤防歩き。
今朝はまあまあ歩ける位に乾いていましたので、河川敷を歩きました。


<ハナノボロギクではなくナルトサワギクなのでは>


2/6にハナノボロギクとして載せた下の花。ハナノボロギクでヒットする記事があまりに少なくて、ずっと疑念を抱いていました。
最初見つけた2月に咲いていたのは1ヵ所だけ。ところが最近とびとびですが、河川敷の道の両側にいくつも咲いているのです。
それで今日もういちどスマホで撮って、Googleフォトの所で聞いてみると、今度はナルトサワギクと出てきました。



ナルトサワギクとは?
鳴門で発見されて、サワギクに似ていたのでこの名前がついたとのことです。


〇2006年2月1日より特定外来生物に指定された。
〇有毒なアルカロイドの1種であるセネシオニンやセネシオフィニンなどを含むため採草地や牧草地に侵入し、飼料に混入した場合、家畜に中毒症状を発生させる恐れが指摘されている。
〇1年中開花結実する。
〇対策としては人手による抜き取りが望ましく、小さな株も丁寧に抜き取って、その場でビニール袋に入れて枯れ死させてから焼却する。永続的土壌シードバンクを形成する可能性もあるので複数年継続的に実施する必要がある。
「国土交通省の対策の手引きから」



ですって。


「抜いたげなあかんのやろか?」



<オヘビイチゴ>


こっちは毒ではないオヘビイチゴ。
図鑑には花期は「初夏から夏」ってなっているのに、もう咲いてる。ポツポツですが。
安威川にも大正川にもたくさんあって、シーズンには河川敷の地面が黄色に染まる、と言っていいくらいに咲きます。
でもちょっと早いよ。



ヘビイチゴとの見分け方は、5枚の小葉(ヘビイチゴは3枚)、伸びた茎に数個の花(ヘビイチゴはひとつ)、ヘビイチゴは赤い小さなイチゴみたいな実を付けますが、オヘビイチゴはそういう目立つ実は付けません。


「ヘビイチゴみたいやけど、実がないなあ」というのがオヘビイチゴとの出会いでした。



<1本だけ桜満開>


平和公園の、これは3年前の台風の時に結構傷んだ桜だと思うんですが、他は1~2分咲きというところなのに、これだけほぼ満開。これも死にそうだから早く咲かなきゃの作用かしら? 咲いてない枝もあるし。




平和公園の土手の通路側の花壇。いつも緑化ボランティアの皆さんが手入れをされていて、楽しませてくださっています。キンギョソウが咲き出しました。




<アカメガシと枝垂桜とタワーマンションだよ>



<またまたセキレイ>


今朝は向こう岸でなくて、こちら側にいました。境川は小魚がいっぱい。何の子どもかな?
ボラかもしれません。黒い塊になって、時々銀色に光りながら泳いでいます。
餌捕り放題です。



狙ってます。



飛びました。(わかるかしら)