安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

春の気配

今朝、今にも降りそうなドン曇りの中出かけました。


ウオーキングコースにある学校の体育館の横にあるサクランボの木が

咲いていました。

今年初めて見る桜。

曇りだからきれいに写らないけど。



サクランボはソメイヨシノより早く咲きますよね。

ソメイヨシノは今年はいつ咲くのかな?


1週間前くらいから安威川の川向うでウグイスが鳴き始めました。

私が行かない「水みらいセンター」の放水口の向こうではツクシが出ていたと夫が写真を撮ってきました。

私が行くところではまだ出ていません。



まだ収穫するほどには出ていない、とのことでした。

収穫といえば、セイヨウカラシナが伸びてきて、真ん中の花の茎をもう2回摘ませてもらいました。ほろ苦くて春の味、おいしいです。せっかく咲こうとして蕾を付けてきている所をちぎるのですから残酷ですけど、毎春の楽しみです。昨日今日は寒いですが、その前の暖かさでグングンと伸びてきています。



湖北の山本山に21年間毎年来るオオワシの「山本山のおばあちゃん」も帰って行ったとのことで、安威川の渡り鳥たちも数や種類が減りつつあります。


(おばあちゃんには一回だけ夫と会いに行ったことがあります。でかい大砲のレンズをつけたカメラマンがいっぱい山すそで待機していました。今年は若いオスが初めて来たということです。おばあちゃんに「いいとこあるよ」って教えてもらったのかしら?)


今年はいつもより随分多くいたキンクロハジロやホシハジロはいなくなりました。


ヨシガモはまだいます。



コガモは今も婚活中。

安威川の向こう岸近くで、ピヨ、ピヨ みたいなかわいい声で鳴きながらグルグル回ったり、背伸びみたいなかっこしたりして。これってメスへのアピールらしいです。

ちょっと遠くて見にくいですけど。



背伸びしている所が撮れました。


ホトケノザもまだ体は小さいのが咲いています。

植物は大きくなれそうにないと思うと小さいまま咲くのですよね。早く咲いて実をつけて子孫を残さなくては・・・と思うらしいのです。


ホント、キツネの顔みたいな花です。美しい色。




春は近づいています。

春は待ち遠しいけど、すぐに暑くならないで! 

秋がアッという間だったから、そればかりを願います。

チョウゲンボウが里帰り?

雨が続いて、ウオーキングはお休み。

雨がやんでも次の日は河川敷はじゅるじゅるだから行かない。

昨日から再開。


昨日の帰り道。

ちょっと鋭い声が聞こえました。

見上げると「あ、チョウゲンボウ」

一昨年チョウゲンボウが子育てをして3羽が巣立った橋の所にチョウゲンボウがいたのです。



3羽いました。

巣立ったのも3羽。それも一昨年の事だから、まさか兄弟姉妹(オスかメスかわかりません)誘い合って里帰りしたわけじゃないよね。


また巣づくりしてくれるといいなあ。



前にアヤメ? とUPした花茎の短い花。

今日通りかかると、「あれ、伸びてる」



グーグルに聞いてみると、カンザキアヤメ と出てきました。

この間UPした時、まだ早いよ、と書きましたが、そうじゃなかったんですね。

秋から冬に咲くアヤメだったんです。花の少なくなった冬の庭を彩るのにおすすめと、園芸店のHPに書いてありました。

地中海から西アジアが原産地だそうです。


前に鳥の名前を捜すのに、パソコンの写真をスマホで撮ってグーグルさんに聞いたと書いたら、enagaさんがパソコンでそれができる方法を教えて下さいました。

今回はその方法でしました。

ちょっと賢くなりました。嬉しい。


カンザキアヤメの近くの山茶花は今が満開です。

平和公園の前の土手のスイセンも満開。


  

ホシゴイが換羽しつつあるのかも・・・

今日は寒くて、さっき雪がちょっと降っていました。
すぐやんで今はお日様がでています。


ずっと摂津市の「健幸マイレージ」に登録しています。毎年6000ポイントを越すので、2000円のクオカードをもらえていたのですが、今年は今日で4556ポイント。今年度の上半期は圧迫骨折の影響で歩く距離を減らしていたので、この調子ではとても6000ポイントは行きそうもありませんので、1500円分になるだろうと思われます。残念😪



今日の鳥ですが、
いつもガランド橋の下にいるバンですが、婚姻色の鼻の橙色が目立つようになっています。
これからもっと赤くなっていくでしょう。




今日いたホシゴイ。
下の写真は1月20日のものですが、ちょっと様子が違うように思います。




下の写真は頭から背中にかけて茶色の羽でホシ(白い点)があるのですが、今日のは背中が灰色になっていて、ホシがありません。
ここに来るホシゴイは3羽で(私たちは3兄弟と呼んでいるのですが)、少し前からどうも背中の様子が違うと感じていました。


ホシゴイはゴイサギの子どものことですが、成長になるには3年かかるのだそうです。
今いるホシゴイは2年目の終わり頃?高校生というところなんだろうか?
成鳥になると、背中は黒っぽい紺色になって、お腹の方は白い羽に変わっていくのだけど)今少しづつ変わり始めているところなんだろうか?と興味深く見ています。
しっかり成鳥になるまで、ここに来てくれたらいいなあ・・・
ゴイサギは夜烏と呼ばれて夜行性ということですけど、ここのはいつも朝います。


ゴイサギって漢字で書くと五位鷺で、何で五位なのかというと、醍醐天皇から捕らえられた時に逃げなかったので、命令に従って神妙であると五位の位を与えられたと『平家物語』に書いてあるんだとのことです。読んだことありません。


これは2016年5月26日に遭遇したゴイサギ。写真が残っていました。
ペンギンみたいですよね。
虹彩が赤いのわかるかなあ? そして頭の後ろに白い冠羽があります。飾り羽と書いている人もいました。この時はダラーと垂れていて目立ちませんが、ピンと立っている写真もネットにはありました。