安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ホオジロ

昨日、ナズナと書いていたのはタネツケバナ(種漬け花)でした。
茎が暗紫色というのがそうだし、何かわからないと書いていた棒状のものは花が咲いた後で「果実は棒状で上を向く」という記述があったからピッタリです。
タネツケバナと言う名前は植物図鑑では知っていて、田んぼにあるとタネツケバナと思うのですが、間違えてしまいました。


「松江の花図鑑」でみるとタネツケバナも6種類もあるようですが、そんなの見わけられません。「ウイキペディア」には春の七草のナズナと間違えれれることがあるが「別に毒はないし食べられるので間違えても害はない」って。「アイヌ料理では鮭と相性がいいとしてシペキナ(鮭の草)といい鮭料理の香辛料にされた。」とも書いてありました。


「これは何かな?」というものに出会って、いろいろ調べると知らなかったことがいっぱいあって、花の観察、道草散歩はこういう所が面白くてたまりません (●ˇ∀ˇ●)




帰り道の安威川で、川の方から土手の法面に「ツツッ」だか「チチッ」だか小さな細い声で鳴きながら飛んできた小鳥が何羽かいました。スズメに似てるけど、スズメの声とは違うし、スズメより小さい気がするし・・・スズメの子どもかな?と思いました。


これです。




これも持っている山渓の『日本の野鳥』で調べました。
顔の黒白の模様と、後ろの羽の模様と、鳴き声で
ホオジロ と思います。
日本中で繁殖するよく見る鳥だそうですが、あまり見たことありません。スズメと思ってしまっているのかもしれません。小さい方の図鑑に付箋がついていましたから、前にも見たのだと思いますが、忘れていました。


私がひとりの時に小鳥を見つけるのは珍しいことで、嬉しいです。




今日は重度重複障害があって20年前に亡くなった長男の命日です。病室のテレビに長野オリンピックが映っていたのを思い出します。