安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アキニレ

今朝はとてもきれいな朝焼けでした。
でも写真撮ると見たのよりきれいじゃないんですよね。
朝焼けは天気が悪くなるって言うけど、ほんとやね。
今日はずっと曇りで午後から雨降りましたから。



この木。
市役所の裏当たりの大正川に前から生えている木です。この先にももう少し小さいのがあります。



ずっとただの雑木として片付けていたのですが、よく見ると
実らしきものが付いているのに気が付いたのは去年でした。
その時調べたのでは、アキニレのようでした。



左、10月25日にはまだ緑だったのですが、今日は黄色くなっているのもありましたよ。
真ん中のぷくっとしているところにタネがあります。
翼果というようです。風に飛ばされる形してる。


  


タネを取り出しました。




春に花が咲いて実を付けるのがハルニレで秋に花が咲いて実を付けるのがアキニレ、と
『木のなまえノート』(子供向けの本)に書いてありました。


ハルニレは「こどものとも」から写真絵本が出ていたから知っていたけど、わかった時は「へ―ッ、アキニレもあるんや」と思ったものです。


木肌に特徴があって、盆栽にもするようです。



ニレ(楡)と言うと、舟木一夫の『高校三年生』に ♪ニレの木陰に弾む声♪
っていうのがあるけど、あれはハルニレ?アキニレ?
多分ハルニレでしょうね。



今日見たマガモ
メスとオスとまだ繁殖羽になっていないオス。



ヒドリガモもモヒカンが現れて、繁殖羽になっているのもいます。