安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

初めて見たホソバツルノゲイトウ(かな?)

どの位前か忘れましたが、一度タカサブロウ(高三郎)を載せたことがありました。
久しぶりに出会いました。花が少ない季節なので、河川敷の歩道の脇に咲く小さい白い花が目に入りました。その時はアメリカタカサブロウだと判断していたと思うのですが、今回はどっちかなと判断を迷っています。


この間の雷雨で冠水したから、砂で汚れています。




タカサブロウは史前帰化植物で、1種類だけと思われていたのが、もう1種類外来種もあることがわかって、もともとあるのはモトタカサブロウ、外来種はアメリカタカサブロウと呼ぶようになったのだそうですが、大体在来種はタカサブロウと呼んでいるようです。


なせタカサブロウと言う名前なのか、というのは諸説あるようですが、
花言葉は「いつかきっと」と言うのが出てきました。


タカサブロウの茎を折ると、黒い汁が出て字が書ける。高三郎は貧しかったのでこの黒くなった茎で字を書き勉学に励んだのだとか。
それで花言葉が「いつかきっと」


この黒い汁が出るのかどうか、やってみればどっちか判断できますね。




このすぐ近くに葉っぱがよく似た白い花があって、最初タカサブロウかと思ったら花の付き方が全然違ってましたし、花もキク科ではありません。



調べたら、ホソバツルノゲイトウ(細葉蔓野鶏頭)とよく似ています。
明治中期にはもう入って来ていた熱帯アメリカ原産のヒユ科。
でも平伏すると書いてありますが、直立していたんですよね。下の方で横に広がっていたのかもしれません。またよく見てみます。
これは初めて出会ったと思います。