安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ホシハジロ(オス)がいました

今朝は曇りでした。


昨日はよく晴れて、夜明け前は薄い朱色に染まっていたのでしたが。



23日にたくさん雨が降った(雷もすごかったけど)名残で、安威川河川敷はまだぬかるんでいて一段高い草の上を歩いたので、ジャージーにセンダングサのヒッツキムシがいっぱいついてしまいました。帰ってから取るのが大変でした。繊維に入り込んでいますからね、鉤みたいになったところが。




壊れた橋のところは全く鳥がいないなあと見ていると、1羽だけ上流に向かって泳いでいる鳥がいました。
何かなと思ってカメラで写してみると、何と今冬初めてお目にかかるホシハジロでした。



もうすぐ12月。そろそろ他のカモたちも渡って来るでしょう。楽しみです。
今いるのはヒドリガモ、オオバン、オカヨシガモくらいです。


安威川は茨木側は草刈りが済みましたが、大正川左岸はまだ草刈りはされていません。
なので、まだセンナリホウズキがたくさんあり、花も咲いています。
ヒメジョオンも白い清楚な花を所々咲かせています。



センナリホウズキと思っていたこれ。
風船の脈に紫色の線が入ってきていました。
10本あります。



この脈に紫色の線が10本入るのは、ヒロハフウリンホウズキのようなのです。
センナリホウズキはそうならないようで。
ホソバフウリンホウズキというのもあるようです。
ヒロハフウリンホウズキは侵略的外来種ということです。
確かに密生している様子をみると、畑に生えたらすぐ除草とかいてあるのもわかる気がします。大した繁殖力だとわかりますから。



大正川右岸のガランド橋のすぐ先にクロガネモチに赤い実がいっぱい付いています。ですが、あまり鳥に食べられた様子がありません。



環境センターの裏のトウネズミモチの実はもうほとんどないのですが。ヒヨドリやムクドリが食べているようです。


やっぱり大正川右岸は人の通りが多いから、鳥も落ちついて食べておれないのでしょうね。クロガネモチはヒレンジャクも食べると書いてあるから、来てほしいなあと思うんですけど。



ヒメジョオンと思われる白い花。元気です。花期、長いですねえ。