駆除対象・特定外来生物のアレチウリ
ウリ科の1年草でキュウリやカボチャと同じように雌雄同株。
別々の花序を出して咲く。
これは雄花。
花序を長く伸ばしてまばらに咲く。オシベは花糸も葯も合着してキノコのような形になっている。
花の直径は1cm位。
これは雌花。
花序は短くて、固まって咲く。メシベの柱頭は3つに分かれている。
実ができると金平糖が集まっているようになる。
これがどんな具合になっているかというと・・・
貨物専用道路の下から川下を見た所。
アレチウリだけでなくて、カナムグラ(鉄葎)と共存している。
5~7に葉っぱが分かれているのがカナムグラ。カナムグラは在来種だそうですが、特定外来生物に指定さてているアレチウリに負けない繁殖力の強い生物。
同じ場所から川上を見た所。
フェンスはこんな風に。
ここにはカラスウリもあるのですが、アレチウリが勢いを増してくるに従い、姿が見えなくなります。
もう少し左の方では、ガガイモもがまたアレチウリに絡みついて咲いています。
横浜の鶴見川では100人のボランティアで、引き抜いて駆除する取り組みが出ていました。
ここではオギの生育を妨げているということだそうです。
長野県 アレチウリ駆除大作戦/長野県
(リンク貼るの、初めてしてみました)
穀物にタネが混じって北米からやってきて、昭和27年頃に静岡県の清水港で生育が確認されたのが最初とされていて、平成18年2月には「特定外来生物」に指定されたとのこと。
安威川ではこんな風に大繁殖していますが、大正川ではまだ見ません。
カナムグラは大正川もずっと前から平和公園の下あたりにたくさんあります。
安威川のアレチウリは駆除する話は聞きません。毎年、わっさわっさと繁っています。
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