安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アレチウリも花はきれい

今朝は雲がない快晴。摂津の日の出時刻は『ウエザーニュース』によると、5時53分ということで、合流点に着いた時は、まだ生駒連山から太陽は昇っていませんでした。放水口で折り返して壊れた橋まで来た時に、向こう岸の木の上に見え始めました。


夏は私たちが行くより日の出が早いですから見れませんが、これからは天気が良ければ見れるようになります。やっぱり太陽が昇るのを見るのは ”1日が始まる!” という気がして気持ちいいです ♪(^∇^*)




カナムグラが繁茂していると書きましたが、ちょっと負けそうなアレチウリも今が花盛り。実も付け始めています。


雌雄同株で、雄花と雌花が付きます。目立っているのは雄花。雌花は葉の下の方に隠れるようにちょこっと咲いて実を付けます。花の大きさも雄花が1cm位、雌花はその半分くらいです。雄花をはじくと花粉が下に落ちます。なるほど、雌花は下にあるからやな、と思いました。
カナムグラの花粉がいっぱい出ると書きましたが、こっちは空気中に広がります。カナムグラは雌雄異株なので、どこにいるかわからない雌花に届けないといけないから、そういう花粉の出し方をするのだな、というのが私の見解です ^0^


『花と葉で見わける野草』の本には、アレチウリのことは「河川敷や畑などで大群落をつくり、つるでからみながら、他の植物を圧倒する強害草」と書いてありますが、雄花は清楚な白い花で、私は嫌いではありません。「他の植物を圧倒する」と言いますが、確かに去年はこのあたり独り勝ちでしたが、今年はカナムグラが現れてちょっと負けているかな?という感じがします。





雄花

  



雌花




草の陰に隠れて咲いているイヌカラシ(犬芥子)。2~3mmの小さな花ですけど、アップすると美しい。




<おまけのひとりごと>


接写がもっときれいに撮れるコンデジが欲しいなあ。
ヨドバシカメラに行きたいけど、まだ梅田行くのこわいねん。