安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ちょっと気持ち悪い スクミリンゴガイの卵

台風14号が大きな被害もなく通り過ぎた今朝、
土手から見るといつも渡っていく飛び石が、水の下でした。
なので、堤防を歩きました。




何日か前、この飛び石の、写真で言うと一番向こうの右の石の向こう側に、
こんなものが。



ジャンボタニシの卵。
本当の名前はスクミリンゴガイというそうですが、大正川で見るのは初めてです。
他の場所の水路にいっぱいくっついているのは見たことあります。
タニシと呼ばれていますが、タニシではないのですね。


食用として1981年に台湾から持ち込まれたけど、(台湾や中国では食用)
日本の食卓には合わなくて需要がなく、廃棄された結果、ドンドン広がっているようです。


貝は、カルガモやスッポン、コイも食べるそうですが、卵は有毒なんだそうです。
見た目気持ち悪いから、食べようという気にはならないですけど。


イネの食害があるので、駆除対象になっています。
卵は水の中では生きられないので、そぎ落として水に沈めるのが効果的な駆除方法だということです。
今日は水に浸かったからきっと死んでしまったんじゃないでしょうか。



タニシは子どもの頃食べました。茹でて酢味噌和えとかじゃなかったですかねえ。
70年とか昔のことですけど。
殻つきのまま茹でて、竹串とかで身を引き出していました。
タニシでなくてツボって呼んでましたけど。


♪ つぼどりつぼどり おひがんまいりに いかまいか
い~やだいやだ なぜいやだ
からすという くそどりが
で~りゃ~つっつき はいりゃあ つっつき
そ~れがこわくて いけま~せぬ 
どいつかいっぽん ぬ~けた ♪


これは私が覚えているわらべ歌みたいなもので(うろ覚えですが)、
手を丸めて、親指と人差指でわっかを作って、みんなで輪になって歌いながら、
鬼の人がそのわっかの中に人差し指を順番に入れて、歌の最後で人差し指が入っている人が入っている手を引っ込める、という遊びだった思うんですが。
早く両手抜けた人が勝ち?


これって遠州地方だけなんでしょうかね。
宮崎出身の夫は「なんじゃそれ」と言っています。




ホシアサガオが大分咲いてきました。