安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

カワセミの光る青

最近は私は朝に、夫は昼間に歩きに行きます。夫もカメラを持って行って何やかや撮って来ます。昨日は久しぶりに昼間一緒に行きました。私1人ではなかなか小鳥を見つけることはないのですが、夫は目がいいので(まだ白内障もなっていません)よく見つけます。昨日もジョウビタキのオスを見ることができました。




このごろはあんまり変化のない河川敷。所々に穴があります。そんなに深くありません。夫はヌートリアがノビルを食べるのに掘った穴だと言います。見たのだそうです。掘っている所を。人間がノビルを採るときはスコップで深く掘って球根を採りますが、ヌートリアは茎の白い所だけたべるのでしょうね。
この間まで親子のヌートリアをよく見ましたが、今は小さくても親離れした子どもが、無防備に草の茎を食べています。かなり近づいても逃げません。


ヌートリアって1年に何回出産するのかなあ?と思って調べたら、「年に2~3回、妊娠期間は130日で、平均5頭を出産する」とありました。安威川、大正川では4頭までは子どもを連れているのを見たことがありますが、5頭以上はないですし、1頭とか2頭とかも多いです。産んでもなかなか育たたないのかもしれません。




このところキンクロハジロが盛んに潜っている所をよく見ます。数えていると20秒くらいも潜っています。図鑑には「日中は休息して夜活動するのが普通だ」と書いてありますが、安威川では朝も活発に繰り返し潜っています。潜水して甲殻類や水生昆虫類、水草などを食べるということです。


25日はよく冷えて、川面も霧が出ていました。壊れた橋の所で潜る瞬間を何とか撮れないかと思って挑戦しましたが・・・


        


別の日のキンクロハジロのオスとメス



数日前、夫が撮ってきたカワセミ。
安威川で、手前の川岸にいるのを見つけたので、そおっと近付いて、そおっとポケットからカメラを出して撮ったそうです。今までで一番近くで撮れたカワセミです。
青が光ってる~