安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

宮崎ではソテツの赤い実をおさるのおけつと呼んだ

この数日の暑さと言ったらありません。
でも朝はずっと歩いていて、今朝も行きました。
大正川の河川敷は影になっているからマシなんですけど、合流点で曲がって安威川に出ると前からガンガン太陽が照り付けるようになるので、これがなかなか厳しい。首に巻いた手ぬぐいを垂らすように工夫して歩きます^0^


アオサギの羽干しは滅多に見ないと書きましたが、昨日また見ました。今度は安威川で。
川幅の広い安威川の向こう岸の木の上でいるアオサギを夫が見つけて「ハートになってるんちゃう?」と言います。


おるおる。


ズームしてみると



前のとちょっと違うな。盛大に広げてる感じやな。
ほんまやね。
人通らへんし、安心してのびのびと広げてる感じやね。



これはソテツの花。
10日に撮りました。




間に落ちてる白いのが花粉かしら?




今日見たらもう茶色っぽくなっていました。
そして、間が広がっていたので、1枚採らしてもらいました。


これです。
上側


下側


例によってネット検索してみました。


ソテツは雌株と雄株があって、マツカサのようなトウモロコシのようなのは雄花。
これが生えている隣にもう一株あるのですが、これも花が咲いていましたが、やっぱり雄花でした。
近所に雌株はありません。


夫は宮崎出身で、子どもの頃ソテツの実の事を「おさるのおけつ」と呼んでいたんだそう
で、このソテツの花を見た時に「おさるのおけつはどこにできるねん」としきりに言っていましたが、残念ですね。雌株はその辺にないのでできませんね。
青島では中に鈴を入れて売っていた、とも言っています。


奄美や沖縄では飢饉の時に、ソテツの実は猛毒ですが、毒抜きをして食べたというのを以前テレビで見ました。