安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ここにもセンニンソウ(仙人草)があったなんて

平和公園の下の大正川の大きな中洲。ここは春はセイヨウカラシナでマッキッキになりますが、ムラサキケマンが群落する時もあればツユクサがいっぱいの時もあります。


ここ2,3日他に用事があってウオーキングに行っていなかったら、夫が「中洲にセンニンソウが咲いてるよ」と言うのです。「えっ、そんなところに?」「そうやねん。なんか白いものがあるなと思ってみたらセンニンソウやったわ」という訳で、今朝は河川敷ウオークに。


近づくにつれて、香りがします。
ありました~ 今が満開です。


突然現れた感じです。去年は絶対ここにはなかった。
河川敷はこういうことがよくあります。去年と今年では植生が一変することが。


大正川は治水のために大正時代から昭和にかけて作った川で、短い川なので一気に増水して、左側の人が歩いているところより上まですぐに行ってしまいます。水と一緒に根こそぎ運ばれてきたのでしょうか?


センニンソウが満開


この間から気になっていたもの。これも上流から実が流れてきて芽生えたんだと思うけど、何かウリ科の植物。


「何だろうなあ」と思って撮ったのが左の写真。今日見たら実が膨らんできていました。「えっ、何? メロン? マクワウリとか?」もっと大きくならないとわからないけど、それまでに刈り取られてしまうことでしょう。


何かな? メロン?


帰りがけ、そうそうニガカシュウの雄花の中がどうなっているか撮れないかなと、下向きに垂れ下がっている房を持ち上げて撮ってみました。(接写はこのカメラでは難しい)