安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ゴキヅルの花が咲き出しました。

昨日から歩き始めました。
今日はかなり涼しかったです。曇っているし。
やっぱりお日様の威力ってすごいです。お日様が隠れてくれていると全然違います。


大正川と安威川の途中まで、草刈りがしてありました。
まだ刈っていない「壊れた橋」の手前はこんなんですので、こっちも早く刈ってほしいです。





休む前から「ゴキヅル」はまだかなあと、去年見つけた2か所を捜していました。
昨日1ヵ所で見つけました。去年は偶然見つけて、「これは何だろう?」と調べる所から始まりました。ゴキヅル(合器蔓)の名前の由来にもなっている、蓋つきのお椀のような実も確認してブログにも載せました。


ゴキヅルはウリ科なので、キュウリやカボチャのように、雌雄同株です。


葉腋という葉の付け根から花序を伸ばして行って、上の方に雄花がついて、一番下に雌花がつくとのことですから、まだ雌花は咲いていないのだと思います。
私は葉の先に白いものがどの葉にもついていて気になっているのですが、どこにもそのことは書いてありません。



花弁は5枚だけど、萼も同じ形なので、花弁が10枚あるように見えます。
雄花は真ん中に雄しべが5本あって、雌しべには雌しべの周りに退化した雄しべがあるんだそうです。
これは雄花です。



お椀のような実が付くまで、毎日楽しめます。
ゴキヅルは水辺の花なので、鎖の外側に生えますから、刈り取られる心配はないのです。



虫食いばかりで、咲くのだろうかと危ぶまれたセンニンソウ(仙人草)も蕾をたくさん付けていました。もうすぐ咲きます。楽しみです。好きな花です。




でも2019年には8月11日に、センニンソウが満開の写真が出てくるのです。
それで花期を調べていたら、「熊本大学薬学部薬草園の植物データベース」に
「花期5月~10月(年によってずれる)」と書いてありました。


花の咲く時期がおかしい・・・気候変動の影響? とかすぐ思ってしまいますが、そうではないようです (╹ڡ╹ )