安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アレチヌスビトハギ

このところ、少し早く(5時半ごろ)出ています。
日の出も遅くなってきているので(秋分まで1か月切りましたもんね)合流点で日が上がったばかり。


「二礼二拍手一礼」太陽を拝む方も見かけます。


 


今日は久しぶりに帰り道夫と一緒でした。私1人だと目が悪いので大きいものしか見つけられないのですが、夫は目が良いうえに目ざといので、いろんなものを見つけますφ(゜▽゜*)♪


大正川の、前にも何回もバンを見ている所、川の中にたくさん生えている葦の根元にバンが
1羽いました。6/10に合流点で見てupしていますが、その後見ていませんでした。同じ個体なんでしょうか? 



  



このバンを撮っている時、「あ、カワセミや」と言うので見ると左側にカワセミがホバリングしていて、川下に飛んで行きました。
バンの方を見ると、もう葦の茂みの中に隠れてしまっていました。バンはすぐに隠れてしまいます。臆病で用心深い鳥という印象です。


日中はまだとても暑いですが、朝は涼しい風が吹いて秋の気配?という感じですが、平和公園でも今朝はクマゼミは鳴いていませんでした。その代わりにコロコロと鳴くたくさんの虫の声が聞こえます。土手の法面で鳴いているので草凹の中に入ってみましたが、飛び上がる虫はいません。きっとコウロギのような地面を這う虫なんでしょうね。


そこで目に入ったのは咲き始めようとするハギらしきものが1枝。これはアレチヌスビトハギのようです。ヌスビトハギと比べるとアレチの方が葉っぱが細いようなので、そうかなと。ヌスビトハギは在来種でアレチの方は帰化植物。ここでも帰化植物の方が見る頻度が高いとのこと。実はマメの莢の形。両方ともヒッツキムシです。子どもの頃、草むらで遊ぶと豆のようなのがよくセーターとかにくっついたものです。


ヌスビトハギって、これも気の毒な名前のひとつですね。勝手にくっついてくるけど、盗むわけじゃないのに。