安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

名前わかりました!

今朝の空


朝焼け 羊雲


摂津の日の出は5:54  夜明けは5:29だからもう明るいのだけど、写真を撮るとこうなります。空全体雲が覆っていました。雲の切れ目から太陽がのぞいていました。
ラジオ体操をする頃には灰色の雲はなくなって、羊雲(だと思うのですが)が広がっていました。




この間から、草むらの中の名前のわからないピンクの花、何日か後に黄色の花をアップしていましたが、今日は黄色の方を別の場所(2ヵ所です)で見つけました。
なので何とか正体を知りたいと調べました。夫がタマスダレの仲間だろうというのがヒントになりました。


タマスダレは、去年も河川敷の2,3か所で見はしましたが、紛れ込んでるなという程度でした。タマスダレは公園や庭によく植えられていますから、そこから球根が流れてきたかなと。
それが今年あちらでもこちらでも咲いています。大正川の向こう岸には何か所かで固まって咲いています。


これです。




タマスダレは和名で、学名で言うとゼフィランサスの仲間。
ゼフィランサスは南北アメリカ原産のヒガンバナ科で70種類の仲間がいるそうです。
黄色のがゼフィランサス・キトリア(和名はキバナサフランモドキ
ピンクのがゼフィランサス・リンドレイアナ(和名はカバイロタマスダレ
ということのようです。


ゼフィランス・キトリア  これは今朝撮りました。開ききっていないこの状態は、確かにサフランとかクロッカスに似ています。



ピンクのは前に載せたこれ。まだここだけしか見ていません。



これらは全部園芸種で、販売もされています。


でも、今年のタマスダレの様子を見ると、これは野生化の過程なのかもしれない・・・
と思ったりして。


ユウゲショウやムラサキカタバミ、オオハンゴウソウ、ハルシャギク、オオキンケイギク
などなどなど、今河川敷や野山に大繁殖しているのも、元は園芸用に輸入されたものが野生化したというものはいっぱいありますから。


今日はヌスビトハギの白を見ました。去年もここで咲いていました。
白い花は、何だか清楚な感じがします。