安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ヒシ? オオカナダモ?

台風10号の影響でしょう。今朝は風があって、いつもより涼しく歩きやすかったです。


ずっと前から、大正川にはヒシ(菱)に似た水草が川面に広がるのですが、実が付く様子がないから「ヒシとちゃうんちゃうか」と夫が言うし、「あれ花?」と言っても「ゴミやろ」と言うので(夫は目が良くて私は視力が弱いので)気にしていませんでした。


しかし今年、夫が「あれ花やろ」と言い出しました。
こんな感じ。私の眼には何か白いものが・・・という程度。これでもちょっと望遠使っています。


もっと大きく写して花をよく見ようと思うのですが、小さなコンパクトデジカメではこんなもんしか撮れません😥 



葉っぱの形やこの花の感じで、「ヒシやろ」ということになりました。後はもう少しして実がついているかどうか確かめなければなりません。


大正川にはもう一種類水草が浮かんでいます。前にギンヤンマが産卵していた水草です。あんなにいたギンヤンマはもういません。


そこにも、肉眼ではあまりわからないのですが、写真で見るとどうも薄い黄色っぽい花が咲いているような感じがするのです。ボケボケですが・・・
これは何という水草なんでしょう? もしかしてオオカナダモ?


オオカナダモは「生態系被害防止外来種」っていうのに指定されている要注意植物なんですよね。琵琶湖でも問題になっている・・・


『松江の花図鑑』でみると、花は白色で花びら3枚、花弁の長さは5~10mm、表面(内側)にひだ、オシベは9本、とあります。もっとよく見れたらいいんですけど。
長い棒で引き寄せてみようかしら?



大正川は今年はいつもより水草が多い気がしています。去年こんな川幅いっぱいに水草茂っていたかなあ? オオカナダモかもしれないのが多いみたい。