安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

このイモムシ、お名前は?

ニガカシュウとヤナギルリハムシのいるカワヤナギのある小さな橋の反対側の柵にガガイモがからみついていて、「あれここにもガガイモ」と見たその向こうカラムシが生えている中に夫が虫を見つけました。10cmくらいもある大きな芋虫です。毛も少し生えているから毛虫なのかなあ。


棒でつつくと、しっぽを振って、ゆらゆら揺れて葉っぱを揺らすのです。面白くて動画を撮りましたが残念ながらここは動画をUPできません。


夜になって、ネットの「芋虫毛虫図鑑」で、気持ち悪くてむずむずするのを我慢して、何十種類も探しましたが、こんなにしっかりした特徴があるのに、ぴったりのは見つからなくて今の所何の幼虫なのかわかりません。



平和公園の下の川岸や中州は、草が繁茂していて、ツユクサ、センナリホウズキがいっぱいです。



ツユクサの青ってほんとに美しい。小さい花だし、青い花びらにばかり目がいって、よく見たことはありませんでしたが、写真に撮ってみると、なんか複雑。花弁の下の花みたいのは何なん? と『松江の花図鑑』さんに又お世話に。すると・・・



こういうことでした。



センナリホウズキ。今年はとても多くて大きく育っている気がします。河川敷だと時々刈られてしますのであまり大きくならないですが、今年生えているのは川岸や真ん中の洲なので伸び伸び大きくなっている感じです。


このホウズキは赤くはなりません。
熱帯アメリカからの帰化植物だそうです。
でも最近ではないですね。子どもの頃からありましたから。



花の大きさは7ミリくらいかなあ。