安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

キツネだ!!

昨日晴れたから今日は大丈夫だろうと大正川は河川敷を行きました。途中でいつも出会う「声の大きなおじさん」が、「ぬかるんでいるけど行けますよ」とおっしゃってたので、安威川も河川敷を行きました。ところがいつもの場所に来るとグチャグチャで、濡れるのを覚悟で一段高い草の中を歩きました。



ぬかるみを通り抜けて、「壊れた橋」に近づいて行くと、カモがギャーギャ鳴き続けています。何事だろうと思いながら「壊れた橋」で川の向こうにカメラを向けてズームで見ると、


何とキツネがいたのです!  例によってきれいには撮れていませんが証拠写真。(こういうのどうしたらきれいに撮れるんでしょうね。オートでは無理なんかなあ)




カモはカルガモでしたが、1羽だけいて、嫌なら川岸から離れればいいのに、岸辺に近い所にいて、鳴き続けているのです。そばにはアオサギもいましたが、こっちは身じろぎひとつせず平然としていました。



カモはギャーギャー鳴きながら川岸を泳ぎ、キツネはその後を追うように歩いていました。






そのうちカモの声が聞こえなくなって、見るとキツネの姿もありませんでした。
6時半頃のことです。


今朝は夫は30分位早く出ていて、キツネが見えなくなったすぐ後に土手の上から「おーい。ここここ。」と声がします。「キツネいたよ。」と言うと下に降りてきました。
でももう姿は見えません。残念でした、ちょっと遅かったね。(ノへ ̄、)



若い友だちのお父さんは、住んでおられるのが向こう岸の方なのですが、キツネもタヌキもみたことがあるそうなんです。だから向こう岸にもいることはわかっていたのですが、見たのは初めて。こっちでも1回見ただけですけど。
見たという人はこっちでもあっちでも結構いるのですが、向こうとこっちは同じ個体なのか、何頭か生息しているのか、どうなっているんでしょうね。キツネは川を泳いで渡るんでしょうか?


これは子どもっぽい感じがするので、家族で住んでいるのかも・・・なんて夫と話しながら帰りました。