安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

プラスチックごみのこと

以前「容器包装プラごみ、使い捨てプラごみ調べ」をする、ということを書きましたが、8月1日から7日までしました。


合計280点のごみがでました。うちはペットボトル飲料はあまり買いませんので、ペットボトル容器本体は6だけです。フタとラベルは別に数えるやり方なので、それだけで3倍になります。


やっていて思ったことは、とにかくプラスチックだらけだということです。プラスチックに入っていないものはほとんどないと言っても過言でないくらいプラスチックだらけ。


豆腐、冷凍食品、ラーメン、菓子類(外袋、中のあめやおかきの個包装)、パン、調味料の容器、卵パック、野菜も果物も袋や容器に入っているし、肉はトレイに乗ってるし、薬も個別包装されているし、etc.etc・・・


私は醤油や味醂や酢など瓶入りがあるものは、そちらを買うようにしていますが、今まで瓶だった製品がプラスチックに換わってしまったりします。宅配の牛乳や瓶ビールは繰り返し使うリターナブルの優等生ですね。


脱プラを進めようとしたら、半世紀位前に販売形式を戻さないと難しいのではないかと毎日ごみの数を数えながら思いました。


豆腐は豆腐屋さんが ♪トーフー♪ とラッパを吹いて回ってきたらボールを持って買いに出たものだし、卵は卵屋さんで5個ずつ並べて10個上手に新聞紙でくるんでくれた。八百屋さんや果物屋さんは籠に盛って売っていて、紙の袋に入れてもらった。プラスチックはどこでも使われていませんでした。


プラスチックがあって、初めて成り立っている商品が何と多いことか。
日持ちする充填豆腐とかインスタントラーメンとか、冷凍食品とか、プラスチックのおかげで便利になっています。


でも、マイクロプラスチックのことひとつ考えても、できるだけプラスチックを減らすことは差し迫った課題だと思います。


生協ではラベルをつけない水や炭酸水のラベルをハーフサイズにしたり、袋やストローの一部を植物由来のプラスチックにしてプラスチックの使用量を減らしているのだといいます。


私もエコバックを常に持ち歩く、マイボトルを持ち歩いてペットボトル飲料を買わない、袋に入っていない野菜を買うとか、できるだけ天然素材の服を買うとか、ナイロンたわしは使わないとか(化学繊維のものは洗うだけでマイクロプラスチックが流れていくそうです)できることをしていこうと思っています。