安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アオツヅラフジだった

以前これと同じ実の写真をシオデじゃないかと載せました。ところが・・・



今朝、昨日うまく撮れなかったヤブカラシの花を撮ろうとその場所へ行ったら、また違う花が咲いていたのです。ヤブカラシよりもっと小さい花。




この花をもとに探していくと行きついたのがアオツヅラフジ(青葛藤)です。
実もそっくり、花の付き方やつぼみもそっくり。雄しべが6個あって、花弁の先が2裂している(うん、うん。してる)これはアオツヅラフジの雄花に違いない。
でもツヅラフジというのもよく似ていて、葉柄が長く茎や葉が無毛だって。そこをよく見てこなくては。


シオデは白馬で採って食べたという知人が「こんなところにあるの?」と言ったのでしたが、アオツヅラフジの方は、その辺にあるものらしいから、シオデではないことにします。


昨日ヤブカラシをもう1回撮るとかきましたが、現地ではなかなかうまく撮れないので、ひとつちぎってきて家で撮りました。


花弁も雄しべも4つあって、花盤に蜜がつやつやしてる。昨日のテントウムシはこの蜜を吸ってたんだと思われる。

下の写真の右は雄しべがひとつ落ちて、花盤の色が濃くなってる。花柱が少し伸びてる。

もう少しで落ちる雄しべが一つと花弁が二つ? 花盤はピンクになってもう艶もない。

でも花柱はまだ低い。


三つの時期が写ってた。花盤が白くなっている右端は花柱が長い。

この後は黒くなる。最初の方の写真に黒いのが写ってる。



ヤブガラシの花の一生でした😊
実はまだみていません。