安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

モンキチョウ&アレチハナガサ

5時50分に出かけました。夫はまだ寝ていて今日は一人。ラジオ体操してから土手にあがってみたら、今年初めて黄色い蝶を見ました。紋があるからモンキチョウですね。モンキチョウは幼虫で冬を越すけど、キチョウは成虫で、つまり蝶の形で冬を越すそうで、真冬に黄色の蝶をみることがあるということですが、私は見たことないと思います。


  




次の階段でまた河川敷に戻り、この間から気になっていたアレチハナガサ(荒れ地花笠)
の写真を撮りました。合流点から安威川を少し上った最初の水門がある所に生えていて、毎年少しずつ岸沿いに株が増えています。南アメリカ原産の帰化植物。


アレチハナガサは小さな小さな花で、遠くから見ると花が咲いているようには見えません。
花の直径は2mmあるかどうか。園芸種のスターチスによく似ています。スターチスをより地味にした感じとでもいいましょうか。


と、ここまで書いて、スターチスと親戚なのかどうかなと検索掛けたら、ダキバアレチハナガサというのが出てきました。えっ、聞いたことない。初めて見る名前。『花と葉で見わける野草』には「ヤナギハナガサのなかま」ということでクマツズラ属のヤナギハナガサとアレチハナガサの二つしか出ていないですから。


どうも最近になって、アレチハナガサの葉は茎を抱いていないけど、葉の付け根が細くならないで茎を抱いているように見えるからというので、アレチハナガサと別のものということになってダキバアレチハナガサという和名がついたとのだそうです。そしてこっちの方が多くなっているらしいのです。


それで写真を何枚か大きくしてみたけど、よくわかりません。気になる~。
明日確かめて来ます😕。