安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アメリカデイゴ

先日、アレチハナガサかダキバアレチハナガサか、という問題について書きましたが、今日確かめて参りました。
写っている通り、葉の根元は細くなっていて、茎を抱いてはいません。
従って、先日載せたのはアレチハナガサでした。
茎も四角形です。


  



水みらいセンターの赤い花が咲いています。



前からここにあるのは見ていて、デイゴ(梯梧)と思っていましたが、調べてみると沖縄の県花であるデイゴが栽培できるのは奄美大島以南ということで、アメリカデイゴは関東以南であれば生育が可能ということで、花の形からもこれはアメリカデイゴというものなのだとわかりました。


私はこんな風に、知らなかったことがわかるととても嬉しくて楽しいのですが、思い出してみると小学生の頃は夏休みには毎年植物採集をして、押し花にして標本を作っていました。
そのころ買ってもらった、写真ではなくてスケッチの植物図鑑をつい最近まで置いてありました(貧乏性なんですよね、捨てられない。)



<おまけ>


今日の『朝日歌壇』にこんな短歌が掲載されていました。


姫女苑と春紫苑との見分け方とんと興味のなさげなあなた(横浜市 佐々木 ひろみち)


夫に、こんなのが出てるよ、と読み上げると
「俺のこと書いたやろ」って😄