安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アオサギの羽干しは日光浴らしい

朝からすっごく暑い。



1か月くらい前に草刈りをした河川敷ですが、もう草が随分伸びています。水みらいセンターのあたりはトウバンモロコシがもう1m近くなっています。



その草むらの中で、ヤブカンゾウが咲き始めていました。きれいに刈られた後にシューっと伸びて花を咲かせるのです。たくましいこと。



『やまと尼寺精進日記』で、ヤブカンゾウの蕾を三杯酢にしているのを視たので、少しだけ蕾を摘んで帰りました。


今年もヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)が咲いています。



横にはアレチハナガサも。これは随分前から咲いていて、花期が長いです。




平和公園の少し下流の対岸でアオサギが羽を半開きにしてハートアオサギになっていました。



何でこんな中途半端な開き方するんだろうなあ?と思って「アオサギの羽干し」で検索したら、カワウは明らかに乾かしているけど、これはどちらかと言うと日光浴だと言うのです。
こんなに暑いのに?
「羽毛を清潔に保ち病害虫からの被害を防ぐため羽繕いの他に水浴び、日光浴、砂浴び、蟻浴(え、蟻を浴びるなんてのがあるんだ)といった浴びる動作が見られます。」だそうです。
このスタイルをするかどうかは個体差があるそうです。
まえーにも一回見たことがあって、ブログに載せたような気がするのですが、めったには見ません。


鳥と言えばウグイスですが、まだ鳴いています。一羽だけ・・・だと思われます。
真夏には山に帰って、ウグイスの声は聞かなくなっていたと思うのですが、こんな季節までいるのは何故なんでしょうね。お連れ合いが見つからないから?