安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ついにジャコウアゲハが飛んできました

環境センター(4月から茨木の環境衛生センターでゴミ処理はすることになったので、旧ということになりますが)の横の水路の水門があるところにウマノスズクサが生えていることは去年載せました。ジャコウアゲハもたくさん飛んでいて、幼虫も確認したので、茨木土木事務所に電話して「刈らないでください」とお願いしたのですが、最終的には刈り取られました。
今年もウマノスズクサがは生えてきたのですが、ジャコウアゲハの姿を今まで見ることはなかったので、「もう来ないのかな?」と思っていました。


それが、6月28日に歩きに行った時、1匹だけいたのです。土手の上を飛んでいて、遠いのでどうかなと思いましたが、辛うじて撮影できました。



どこか遠くからウマノスズクサを捜しながら飛んで来たのでしょう。どうやってわかるのか? 匂いがするのでしょうか?


安威川上流の鮎川ではジャコウアゲハの保存会が保護していると、AYUさんのブログで知りましたので、どうしたらいいか一度メールしてみようかと考えている所です。



今年はカルガモの親子にちっとも会わなくて、大正川を歩いている方たちに聞いてもみていないというので、もう今年は会えないかなと思っていました。
6月半ば過ぎに安威川の水みらいセンターの放水口の向こうの岸近くに5羽位連れのをチラッと見て、それっきりだったのですが、28日に、先に出た夫からラインが来て、「10羽の子どもがいる」というのです。夫は私が行かない時に、その10羽の親子は以前も見たと聞いていたのですが、私は見れていませんでした。


合流点近くまで行っていたので、夫の言う場所まで急いで行きました。


いました。
でも子どもというにはもう大きくなっていて、中学生位?
まだ産毛が抜けきっていない感じです。




とりあえずは見れたので、今年はこれで良しとします。


大正川で全然見ないから「どうしたんやろね」と大正川上流の方から来ていて河川敷で出会う人に聞くと「大水で流されたんちゃうかな」といわはるんやけど、多分川の中洲には巣を作らないと思うんですよね。東京の銀行で雛が孵って行列して川に行くのがテレビで映るから、きっと土手の上の安全な所に作ると思うんですけど・・・


でも何で今年は大正川でみないんでしょうね。



今日のおまけ。
5月に102歳で亡くなった従叔母(父の年下の従妹はこう呼ぶとのこと)の四十九日の法要があって袋井に行ってました。
翌日、お可睡と呼んで子どもの時から馴染みの「可睡斎」の「ゆりの園」(3万坪だそうです)を見に行きました。子どもの頃には百合園はありませんでした。
ここは「黄色の丘」という黄色い百合がずーっと一面に植えられている所です。
百合もたくさん咲いていましたが、アジサイも斜面にたくさん植えられていて、見ごろでした。



袋井には曹洞宗の可睡斎と、真言宗の法多山尊永寺と真言宗の油山寺(あぶらやまと呼んでいました)と三つの大きなお寺があります。
法多はおだんごが有名で、昔は小屋掛けで売っていました。高校生の頃友だちの親戚がお団子の小屋をやっていて、初詣の人がたくさんくるお正月に団子売りのアルバイトをしたことを思い出します😄