安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

初めてのイワツバメ

親しくしていた父の従妹が亡くなって、先週月~金まで生まれ育った遠州に行っていました。
102歳でした。これで親の世代はみんないなくなりました。90代後半から少し認知症が出ていましたが、100歳まではデイサービスに通いながら家で過ごしていました。100歳の誕生日を家で迎えた(コロナ禍で私はお祝いに行けませんでした。残念。)後、2年ほど特養での生活でしたが、歩くこともできて元気に暮らし、大往生でした。



これは会葬者に粗品とご挨拶状に加えて配られたものです。中に5円入っています。落語会などで配られる大入袋みたいな感じで、長寿にご縁があるように、というもので、80歳以上?(よく聞いていませんでした)の方が亡くなった時にするということでした。
私は初めてでした。古くからあるものなのかどうか。この地域独特なんでしょうけど。




そんなわけで、今朝は1週間ぶりの河川敷ウオークです。
昨日は私は朝は留守で乱れていた庭の手入れをしていて歩きに行かなかったのですが、夫が多分イワツバメだろうと思うのがいて、せっせと土を咥えて運んでいたそうです。
でも場所を聞いたら、私は行かないずっと上流です。
それで今朝夫が写真を撮ってきました。


土を咥えているのがわかります。


10羽位いたそうです。
土を咥えては堤防の法面の向こうに運んで行くそうです。
イワツバメは普通のツバメと違って、コロニー(集合住宅)を作るので、みんなで土を運ぶんですね。
元々海岸の崖地、洞窟の入り口などに巣を作るのでイワツバメなのですが、最近は橋や建物などの人工物にも巣を作って繁殖するので、コンクリツバメと呼んでもいいかと思うほどだと書いていました。
安威川にかかっている近くの橋で作っているんだろうなあと話しています。



河川敷もハルジオンが終わりに近く、ヒメジョオンが咲き始めています。
セイヨウヒキヨモギコヒルガオも先週から咲き始めていますし、オヘビイチゴは終わって、ユウゲショウハタケニラが多くなってきました。
センダンも咲いていました。


セイヨウヒキヨモギとユウゲショウ            

  

コヒルガオ


1か月くらい前から咲いているマメ科に(キク科やセリ科にもつく)つく寄生植物の
ヤセウツボ。
アカツメクサやシロツメクサの中に生えています。3年位前に初めて土手で見たと思いますが、河川敷に降りてきているし、青少年広場の植え込みにもあります。外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
1937年に初めて発見されたとあります。


   


今朝は今年初めてキキョウソウを見ました。大きさは1cm位。私のマークに使っています。美しい紫色です。帰化植物。
多分ヒナキキョウソウだと思います。





今朝は他にも虫を2種類、準絶滅危惧種のミゾコウジュも確認しましたが、長くなったので次回にします。