安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アレロパシー物質はやがて自分も自滅させる

どう操作を間違えたのか?
公開まで行った記事が消えてしまいました。
どこに行ったんでしょう?😢


まあ、ブログに限らす、スマホでも何でも、何にもわからずにしてますからね。
世の中わからないことばかりです。電話やテレビすらわからないのに、AIなんてわかるはずがありません。わかる人が少しいて、わからないたくさんが支配されている感じです。



仕方ないのでもう一回書き直します。



河川敷は今、オヘビイチゴが満開です。でも朝は花が閉じているので、10時頃から行ってみると、しっかり花が開いて、大正川から安威川まで黄色で埋め尽くされている感じになっていました。


紫の花は、ムラサキサギゴケです。
と思っていたのですが、紫のスミレがけっこう咲いているのに気が付きました。
白いのはアリアケスミレでいいとyabusameさんが教えてくださいました。


これです。

葉っぱはヘラ型だったと思うので「スミレ」かなと思います。でも草原の中に生えているので、考え中です。というのは「スミレ」はコンクリートの隙間に生えているという印象を持っているので、違うかもしれないなと思ったり。今度もっと詳しく観察してみます。



オオカワジシャも咲いています。




オオカワジシャは外来種。特定外来生物に指定されています。
在来種のカワジシャの花は色が薄くて紫の筋も目立たないということと、葉に鋸歯が大きくてはっきりしているということなので、これはオオカワジシャだと思います。カワジシャはまだ見たことありません。オオカワジシャとカワジシャは同じ場所に生えるということなので、カワジシャもあるかも知れませんが、すでにオオカワジシャに負けてしまってないのかもしれません。オオカワジシャとカワジシャが交雑してホナガカワジシャという雑種ができているそうです。このあたりの見分けは詳しい人に教えてもらわないとなかなかわからないですね。



ナガミヒナゲシも咲いています。



ナガミヒナゲシも外来種。
長細い実を付けるので長実という名前がついたそうですが、1株に100個の種をつけ、1つの実に1600個の種が入っているので、1株で何と16万個以上の種ができるのだと。
また「アレロパシー物質」も放出して、ほかの植物の生育を阻害するので(これ、セイタカアワダチソウもや)「在来植物の生育に影響を与える可能性がある」ということで駆除を呼びかける自治体もあります。国の特定外来生物には指定されていませんが。


でも、河川敷ではポツポツとしか見られません。確かにいっときは周辺でも道端や公園によく見かけましたが、最近はそうでもないです。アレロパシー物質は自分にも作用して、やがて自滅するということで、そのせいかもしれません。
セイタカアワダチソウが衰退していったのはそのせいだと言いますが、最近は河川敷でも少しずつ復活してきていますし、他でも増えてきているように思います。


なお、ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有害物質は含まれていますが、アヘン成分は含んでいないそうです。



何でも、あまりに席巻するとやがて自滅することになる・・・のかもしれません。