安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ヒメオドリコソウは笠をかぶって踊る姿?

大正川右岸の土手に、誰が植えたのか背の高いカリン(花梨)があります。
花が咲き始めました。


カリンもバラ科なんですね。サクラもリンゴもバラ科だし、
バラ科の属はたくさんあって、「え、これもバラ科?これもバラ科?」って思います。


カリンの花の色は他にあまりない色のようで好きな花のひとつです。




ヒメオドリコソウ(姫踊子草)が咲いていました。
小さい小さい目立たない花です。
花の形が笠をかぶって踊っているように見えるから、という説があるようです。
そう見えないこともない・・・かわいい姿です。


ホトケノザも同じシソ科オドリコソウ属でよく似ていて間違いやすいと書いてあるのを見ましたが、「そうかなあ?」と思います。花の付き方が全然違うし。葉っぱもヒメオドリコソウは赤味がかっているからよくわかると思うけど。



私はオドリコソウを見たことがないです。
オドリコソウが在来種で、ヒメオドリコソウは外来種。ヨーロッパ原産で明治中期にはもう入って来ていたそうです。繁殖力が強くて在来種を脅かすと(そんなんばっかりですね)
書いてあります。




去年から大正川で見るようになった白いスミレ。



ヘラ型の葉っぱの様子とか紫の筋があるところとかからアリアケスミレではないかと思うのですが、白いスミレもいろいろあって確信には至っていません。



昨日は明和池公園から岸辺駅までJR沿いのお花見散歩をしてきました。


スズメが花ごと千切って蜜を吸う、アレですが、ここに来るスズメでこれをするのは少数派のようで、ごく一部にだけ見られました。
ツツジに花が咲いているのかと思いますよね。