安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

チョウゲンボウが4羽

今朝、帰り道で、上空から「ピョーピョー」みたいな結構かわいい声が聞こえました。見上げると鳥が4羽飛んでいます。
「チョウゲンボウや!」と夫が言います。
去年チョウゲンボウが営巣して子育てをした橋の上あたりを4羽が旋回しています。
「戻って来たのか?」「また同じ所で営巣するのか?」とか思ってしまいますが、まあそんなことはないか。
写らなくてダメ元と思いながら撮ってみました。
パソコンに取り込んで見てみると、1枚に何か黒い点々が。
夫に「写ってる!」と知らせると見に来て、笑いながら「カメラのゴミやんか」と言います。それでトリミングしてみたところ



鳥であることが判定できました。


「結構かわいい声だったなあ」
「そやね。」
「猛禽類やからって声も迫力あるというわけではないな」


この4羽がどういう関係なのかわかりませんけど、ツバメみたいに同じ場所で子育てしたりするというのはあるのでしょうか。




昨日はコガモのダブルデートを書きましたが、ヒドリガモもカップルができてきています。カップルになっているヒドリガモはそれぞれ少し仲間と距離をおいています。まだ相手が見つかっていないカモたちは集まって合コン中、というところでしょうか? 


川の中では鯉が集まってきています。今朝の大正川、平和公園の下あたりでは、卵をいっぱいもっているらしき太っちょのメスも見えます。夫が「15匹はいるな」と言っています。
そのうちノッコミが始まることと思います。


鯉といえば、安威川は鯉釣りとおぼしき釣り人がよくいますが、最近、私がラジオ体操をする壊れた橋の所に毎日のように釣りに来ているおじいさんがいます。
釣れたところは見たことありません。この辺りは川向こうとこちらでウグイスが鳴いているので、それを聞きながらのんびりと竿を出すのがきっといい気分なんだろうな、と推測しています。