安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ムラサキケマンが一面に ウスバシロチョウ来てほしい

環境センターの裏側にあるソメイヨシノがこんなに咲いていました。大正川の堤防のソメイヨシノはまだ一分咲きなのに。



花は日当たりのいい生育条件の良い所から咲くと思っていましたが、そうでもないようです。うちのハーデンベルギアも最初に咲くのはベランダ側に伸びた、日の当たらない蔓です。前に府の農林課の農業指導員をされていた方に聞いたのですが、植物は条件が悪いと早く実を付けて子孫を残さねばと、早く花を付けると言っていました。それかな?と思ったりしています。


今日は夕べの雨でぬかるんでいそうなので、堤防を歩きました。
大正川右岸の堤防で、この間から咲いているソメイヨシノではないサクラがあります。


  


私は河津桜というのを見たことがないのですが、これは違うんですか? 違うなら何桜なんでしょう?


私が春に楽しみにしているセイヨウカラシナの花も咲き始めました。これもちょっとヒョロヒョロしているのから咲き始めます。


河川敷が黄色になる花も楽しみですが、私の楽しみはこっち(右)です。まだ咲く前の蕾を10cm位で折ってきて食べます。おいしいのです。花を咲かせて子孫を残したセイヨウカラシナには申し訳ないですけど。


  


食べると言えば、今日はノビルを採りました。雨上がりで土が緩んでいるので、スコップなしでも端っこのが採れました。ノビルはうじゃうじゃ生えていて、大きなスコップで本格的に採る人もいます。これも根っこがコリコリしておいしいです。
いつも出会うウオーキングの男性が「何採ってるんですか?」と聞かはるから、「ノビルです」と言うと「食べたことない」ということなので、酢味噌和えとかしたらおいしいですよおと多いにおすすめしときました。



カラスノエンドウがわっさわっさと繁ってきていますから、花はまだ?とよく見ると咲いているのがありました。



行きは堤防を行きましたが、帰りは河川敷を歩きました。


大正川の中州にムラサキケマンがワーッと咲いていました。今年は多いです。これだけ多いのだからムラサキケマンを食卓にするウスバシロチョウが来ないかなあと期待してしまいます。全身毒のムラサキケマンを食べて自分も毒になって、敵から身を守るというアレです。
来ないかなあ・・・