安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

春の兆し その2 オオイヌノフグリ開花

そんなに寒くない感じだったので、10時過ぎにライトダウンを来て歩きに出かけたのですが結構風が冷たくて、予報は曇りでしたが帰りがけにちょっとだけ霙みたいのが降りました。


新聞に『頭を覆って冬を越すスギナ』という記事が載っていて、ツクシが地面スレスレにハカマで頭を覆って春を待っている、と出ていました。去年ツクシが出ていた辺りを観察してみたら?ということなので、いつもツクシを採る堤防の斜面で、枯草をかき分けて、ふたりで捜してみましたが、見つかりませんでした。まだ早いのかなあ? もっとしつこく捜さなアカンのかもです。また捜してみます。


でも地面に顔を近づけて見ていたので、他の春を見つけました。
枯草の間から、お馴染みのオオイヌノフグリが花を付けていました。
1ヵ所、数輪が咲いていました。



他にもヘラオオバコやオヘビイチゴが芽を出しています。


ヘラオオバコ


オヘビイチゴ



今日はオオタカも久しぶりに見ました。
「今年はみないなあ」としゃべってたら・・・現れました!
どうせ小さなファインダーで捉えることなんてできないから、いる方向にカメラを向けてやたらにシャッターを押したら
これが撮れていたんですよ。
分からないと思って印を付けました。
ゴミではありません😄       
これはオオタカです。3羽いたのですが、辛うじて1羽写りました! 
「そんなん載せんの?」と夫がそばで笑っています。




今日はこんなのも見ました。


わかりますか?



アオサギがウナギを捕まえていたのです。
ヘビかな、ウナギかな、
と見ていたのですが、写真で見るとどうもウナギのようです。
大きなウナギです。



見ていると、くわえて繁みの方へ歩いて行くので、繁みの向こうに回ってみると、また元の方へ戻っていきます。
「何見てんねん。落ち着いて食べられへんやろ」言うてるわ、と夫が言うのでその場を離れました。
「あれって、くわえたまま死ぬの待ってんのかなあ? 逃げられへんように。」
と私が言うと「そうやなあ。死んだ方が食べやすいわなあ」と夫が言います。
ホントはどうなんでしょうか。


何にもないようで、何事かある河川敷です。