安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

クズの花

「水みらいセンター」のフェンスにクズがいっぱい絡みついています。
クズは大正川の土手の一部でも見かけますが、今花が咲いているのを見るのはここだけのように思います。



20年位前、『ともがき』へボランティアに通っていた頃、茨木の山にたくさん咲いていました。どこかで花をジャムにするという記事を読んでいて、一緒にっていた料理の天才の先輩
と「作ってみようか」という話になって、たくさん摘んで帰り、それぞれ作りました。
ところが
あかんかったねえ、と二人ともの感想。
とにかく匂いが強くて、くどくて、とても食べられませんでした。
おいしくできる作り方もあるのでしょうが・・・


クズは根っこで葛をとりますねえ。吉野葛とか有名です。
これを一度してみたいと思いながらまだしていません。
ここはこれだけ毎年繁るから、根っこも太っているかもしれません。大きなスコップ持って行ったら根っこ取れるかしら。


クズは秋の七草のひとつですね。



さて今日は中秋の名月。
中秋の名月の日に満月が重ならない年もあるとか、天気予報で言ってたけど。
今日はぴったし満月。大きくてきれいなお月さまです。




お月見団子作りました。
川で採ってきたセイバンモロコシやエノコログサ、ヘクソカズラ、オヒシバ、近所の空き地で採ったススキ、家のフウセントウワタなどを適当に挿して
御膳にお団子と一緒に飾りました。