安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ネムノキが咲き始めましたがこれは何?

  鶴野の土手にネムノキ(合歓の木)が1本あります。以前は青少年広場の端っこあたりの河川敷に降りる大階段のすぐ横の水門の上に大きなのがあったのですが、切られてしまいました。


 一昨日はまだ蕾しかなかったのですが、昨日から咲き始めました。ポツポツと咲いているのが見えます。
 ネムノキは夕方から咲いて、朝は閉じるということですが、早朝はまだ咲いています。



 ネムノキの、糸状のものは雌しべと雄しべで、ピンク色のが雄しべで数が圧倒的に多く、写真ではわかりにくいですが、上まで白くて少し長いのが雌しべ。下半分位まで合着しているのが花弁、だそうです。
 いくつかの花が寄って一つの花のように見える集合花です。




 
 今朝、初めて気が付いたのですが(蕾をしげしげと見たことがなかったので)蕾の所を触ると粘々して、ゆさぶると白いものが落ちるのです。


白っぽくなっている蕾があるでしょう。



これ、夫の手のひらに落ちた白いもの。
花粉? と思ったのですが・・・
何なんでしょう?



トリミングして拡大してみて
「何これ!」
ミミズが這ってるみたいなものが。
夫「気持ち悪!」




 これは雌しべで、まず先に雌しべが出て来るんですねえ。
私たちはまだ見ていないんですが(咲き始めは夕方行かないと見れないですから)
咲き始める時は雄しべもやっぱりこんな風にグニャグニャしてるんです。(写真が出ていました)それがそのうちシャキッと立ち上がって来るらしいんです。


 これは夕方見に行かないといけません。




今朝の話題2


 帰り道、安威川河川敷の通路の真ん中に、亀。
首を引っ込めています。



しばらくじっと待っていると、首が出てきました。
やはりミシシッピアカミミガメでした。



 何で陸に上がって来たんでしょう。
去年小さな小さな子亀がいたので、もしかして産卵に上がってきたのかも・・・です。



<チョウゲンボウ>


 今日は行きも帰りも姿は見えませんでした。


 昨日は途中から土手に上がって、土手から観察しようとしたした途端に巣がキャッキャと騒がしくなり親が戻ってきました。みんなに餌をやって、またすぐ飛んで行きました。