安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

次々野の花が咲いてくる

一昨日の事になります。昨日は雨で、今日は寝坊で散歩はお休みでした。


やっとツクシ(土筆)に会えました。
この間から何回かいつも生える「水みらいセンター」の裏の土手に上がって探していたのです。



2人で摘んで帰りました。早春の味、卵とじで頂きました。


大正川の一面に黄色くなる所で「オヘビイチゴは芽を出してるかな?」と見ると、葉っぱはまだ小さいですが、花がもう咲いていました。ひとつ見つけると「あ、ここも」「ここも」と次々見つかるものです。お昼間の方がしっかり花を開くのですが、朝は咲きかけ、です。


        


これですけど、花の中にが何か黒っぽくなってるけど、何だろ?と思って撮って来てトリミングしてみると、虫がいました。1cm位の花の中にいるから2mmかそこらの大きさだと思います。何か角としっぽがあるような・・・何だろう?




ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)も咲いていましたよ。



サギゴケ(鷺苔)の由来は鼻の形が鷺に似ていて、苔ではないけど匍匐枝を出して地面を這う様子が苔のようだ、ということらしいのです。
紫色をしているからムラサキサギゴケというわけですが、よく似ているのにトキワハゼというのがあって、そちらは花が小さい、匍匐枝は出さない、ムラサキサギゴケは春だけなのに年中咲くとかあるのですが、特徴的なのは上唇の先がムラサキサギゴケは深く2裂しているがトキワハゼはしていないとのことです。次はトキワハゼを見つけたいな。あれかなと思うのはあります。



夫が少し裂いて筒状になっている中を見ました。


オシベがまだ離れていなくて、輪っかになっていてかわいい。
この写真ではよくわからないけど、メシベは柱頭が二つに分かれていて触れると閉じて花粉を積極的に取り込んで受粉を促すんだって。よくできてるなあ。
真ん中の斑点の所に生えているモノは何だろ。先っぽが膨らんでいる。