安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アメリカホドイモ

昨日のヘクソカズラですが、今朝採って来て葉っぱや花をモミモミしてニオイをかいでみましたが、草のニオイしかしないのですよね。夫も草のニオイやなあと言います。


ニオイの正体は、メルカプタンというもので、スカンクが出すものと一緒だそうで、ヘクソカズラの英名ではSkunkvineというものもあります。ガス漏れに気づくように付けているニオイがこれだということです。(ふうん・・・)


銀杏の方がよっぽど臭いですし、ドクダミも人によっては悪臭(好きだという友だちもいます)でよくにおいますけど、ヘクソカズラは全然そんなひどい名前つけられるようなニオイはしないですけどね。


私の印象としては濡れ衣という感じで、ほんとに気の毒です。
私はこれから「早乙女花」と呼ぶことにしようと思います。
これは緑の中に浮かんでいる花が、田植えをする女性(早乙女)に似てるからという所からつけられた名前のようですから。


ドクダミのニオイのもとはデカノイルアセトアルデヒドで強い殺菌作用を持っているということです。
ギンナンのニオイのもとは、酪酸とエナント酸というものだそうです。
悪臭のチャンピオンはやっぱりギンナンじゃないでしょうか?
ギンナンおいしいですけど、食べるようにするまでがちょっと我慢しないとね。


私はヘクソカズラの名前の由来を、子どもの頃に考えたのをそのままごく最近まで思っていました。
それは花が「お尻の穴に似ているから」というものです😁 昨日も書きましたけど、臭いと思ったことはなくて、鼻の頭にくっつけて遊んでいましたから。



今日はずっと河川敷を歩きましたが、壊れた橋の向こうからはまだぬかるんでいました。
でも、アメリカホドイモの花を見ることができました。



これは去年も載せました。去年と同じ所に咲いていました。


ホドイモというのは山野に自生していて昔から食用にされてきたんだそうですよ。私はみたことありませんし、食べたことありません。


アメリカホドイモは明治中期にアメリカから持ち込まれたもので「アピオス」として販売されているそうですが、私は見たことありません。青森で栽培されているようです。


両方ともマメ科です。実を付けることはほとんどないようです。


そうそう。水みらいセンターと平和公園で、クマゼミが賑やかに鳴いていました。「いよいよ本格夏到来!だぞー」と聞こえます。子どもの頃はクマゼミのことは「しゃーしゃー」と呼んでいました。アブラゼミが多くて、大きくて羽が透き通っている「しゃーしゃー」は貴重だったように思います。今はクマゼミ以外の蝉の声を聴くことはほぼありません。アブラゼミもいません。



今日コロナワクチン、2回目二人で打ちました。副反応はまだでていません。1回目はどうだったかと聞かれたので、上腕が少し痛かったですと言いました。診療所で副反応が出た人はいないと先生はおっしゃっていました。「若い人の方が反応するみたいですよね」と言ったら「若い人は打ってないからわからん」とのことでした。