安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

屁糞蔓

今朝は昨日一昨日と違って、けっこう涼しく気分よく歩きました。昨日は沈んでいた大正川の飛び石も今日は出ていましたが、やっぱり堤防歩き。
この間見た大きなキノコのオオシロカラカサタケ?は消えていました。痕跡も見つけられませんでした。雨が降り続いて腐ってしまったのかもしれません。



帰りがけ、平和公園のカリオンの上にハトが止まっているのが河川敷から見えました。



警察の所まで戻って来ると植え込みにヘクソカズラ(屁糞蔓・・かわいそうな名前)が咲いていました。ヤイトバナ(灸花)、サオトメカズラ(早乙女蔓)という名前もあるそうです。
花でも葉っぱでも傷つけると臭いのでついた名前だということですが、子どもの頃臭いとは思わなくて、舐めて花の頭にくっつけて遊んでましたけど。


「薬用植物一覧」というHPに、こんな風に書いてありました。
「ヘクソカズラの名前の由来は、万葉の頃からの呼び名で、全草に異臭があることから、糞カズラの意味ですが、さらに、その上に屁の字をつけて。最高の悪臭を漂わせるような印象を与える名誉ある名前の屁糞蔓が誕生しました。」


「薬用植物一覧」に出ているように、全草薬用になるんだそうです。ひび、あかぎれ、化粧水にもなるって。根は下痢止め、かっけ。いろいろ薬効があるみたいですよ。



かわいい? でもちょっと不気味? くねくねした花柱が。