安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

優曇華の幼虫と成虫 見つけたよ

あれから、優曇華の花・・・クサカゲロウの卵は、けっこうあちこちの葉に産んであるのを見つけました。
1週間位で孵化すると書いてあるから、そろそろ幼虫(アリマキジゴクと呼ぶようです)がでてきているんじゃないかなと思って、今日はいい天気になったので、芙蓉の葉をあちこち眺めていました。


実は芙蓉の蕾やその周辺に黒いアブラムシがいっぱいついていて、私はずっと悪いけど指でギューとつぶしていました😐
でもアリマキジゴクがアブラムシの捕食者であるとわかったので、それからはつぶすのはやめています。食べてもらうことにしました。


こんなについています。



捜していて、先に見つけたのはこれでした。
でもちょっと大きいし動かないので、これは何かの蛹?テントウムシの蛹ではないかと思うのですが・・・テントウムシもいますから。



その上の葉っぱに小さいゴミのようなものが! 歩いてます!
「ゴミが歩いているように見える」と書いてありましたから、「これだ!」と確信し夫を呼びました。「そやろな」と夫も言います。5㎜くらいはあるかな? です。



拡大してみると



下が頭ですね。もっと拡大できるといいのですが・・・残念ながらこれでせいいっぱい。
よく見るとクワガタムシのような長い大あごが見えます。
そいでもって背中にゴミがいっぱい乗っています。横の葉っぱの上にあるようなアブラムシの殻が乗っているように見えます。
チョコチョコ歩き回っています。


嬉し~い!! 見つけた!😍


そこからもう少し目を上に向けると何かいます。


成虫?
「成虫いたよ~」また夫を呼びます。
「そやろな。みたことあるわ」



透き通る翅です。
クサカゲロウの英名は、Green lacewing だそうです。翅が透き通っています。
夜行性なので、昼はこうして葉っぱの陰でじっとしているんですね。




やあ~、大満足です😃


クサカゲロウも何種類かあって、これが何クサカゲロウかわかれば言うことなしなんですが、今の所わかりません。ま、いっか!



<おまけ>


今日見たテントウムシはこれです。
テントウムシ図鑑で調べたら、ヒメカメノコテントウでした。
テントウムシは模様がはっきりしているから、調べやすいですよね。