安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

キツネアザミ

今朝のカラス。
メスが巣にいましたが、オスは電線にはいませんでした。餌捕りに行っているのかな?


餌を待っているような・・・



巣のあるのは黄色い〇の所





今朝は雲も黄砂もなくて青空が広がっていました。


草むらから一段と高く突っ立っているのはキツネアザミ。
近くに立って背比べしてみました。私より少しだけ低かった。『花と葉で見わける野草』には60~80cmになると書いてありますが、多分140cm位はあるでしょう。
他の花に負けじと背伸びしてどんどん大きくなったのでしょうね。


今日までに見つけたのはとびとびに小さいのや大きいのや数株です。ここのが一番背高のっぽです。




手で引っ張って頭頂から花を撮りました。



茎にも葉っぱにもアザミのようなトゲトゲはありません。アザミの仲間ではないのにアザミに似ていて人を騙すからキツネアザミなんだということです。


「古い時代に農耕にともなって渡来した」ということは、お米と一緒に入ってきたということでしょうか? 昔は稲作は弥生時代ということでしたが、今は縄文時代にも稲作は始まっていた所もあるようにいいますから、その位昔なのかもしれません。




青少年広場の下あたりの草むらのなかにポツンと1株黄色の花が。
アヤメか、ショウブか、カキツバタか、アイリスかですが、これはどうもキショウブというアヤメ科の外来種のようです。大正川の少し上流には川の中にたくさん生えている所があります。最近行っていなので今もあるかどうかわかりませんが。


これまた「侵入生物データベース」(国立環境研究所)に載っていて、「日本の侵略的外来種ワースト100指定種」だそうな。
こうやっていろいろ悪者みたいに言われてるけど、植物に罪はないよなあ、と思いますウ。







書き忘れました。
今日はウグイスの声聞きませんでした。「ホーホケピ」くん、とうとうお連れ合いが見つかったのか、それともついに見つからず傷心を抱えて山に帰ったのか、どっちでしょうね。