安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アオジ?

4月も下旬にさしかかり、カモの仲間は大方いなくなりましたが、まだオオバン、ヒドリガモ、コガモが少しだけいます。


それをみるとこの残っているのはどういう理由なのかと考えます。何でみんなと一緒にいかないのかと。優柔不断な性格で、飛び立つ決心がなかなかつかない者たちではなかろうか? とか、あまり大勢につるむのは嫌いな性格なのか? とか・・・ほんとは何なんだろう?


ウグイスもお手本のような上手な鳴き方の彼は1週間位前からいなくなりました。ヘタッピはまだいます。2羽か3羽。


夫曰く「上手なやつは嫁はん見つかって山へ帰ったんやな。今頃子育てしてるやろ。ヘタッピはまだ見つからへんねん。鳴くの下手やと雌が寄ってこんのやろな」だそうです。


ウグイスの鳴き声、最初に聞いたのはいつやったかな? もう2か月は経ってる気がする。婚活けっこう長いな。



<アオジ>


帰りがけ、ガランド公園にいたのは多分アオジ?(「アオジかな?」って書いてたら、どさん子さんがきっと教えてくれる、と夫が言ってます)
例によって、夫が見つけ、私は「どこ?どこ?どこ?」
なかなか見つけられないので、夫が写真を撮りました。その間に双眼鏡でやっと見つけました。私は初めて見ます。




<オランダガラシ(クレソン)>


4月の初め頃、合流点から安威川に入って最初の水門で、オランダガラシ(クレソン)を見つけました。去年、シオノギ裏の水路が山田川とぶつかるところでたくさん生えているのを見ました。去年ここにはなかったと思いますが、突然出現しました。


その時はまだ花もあまりさいていなかったので、もっとたくさん咲いたらまた撮ろうと思ったのでしたが、それから忘れてしまっていました。


昨日土手を歩いている時思い出して、今日行きがけに橋の上からのぞいてみました。


ビックリ!
何だこれ!
です。



最初何が起こっているのかわかりませんでしたが、よく見ると根こそぎひっくり返っているんですね。


誰がしたんやろ? と思いましたが、「雨がようけ降ったから水の勢いでめくりあげたんやろ」と夫が言うので、「ああ、そうか」と納得しました。


前はこうなっていました。



ゴミも落ちていて、全然きれいな所じゃないのに(上の方が水門になっていて、時々放水します)クレソンってできるんやと思いました。
「採る?」と夫に聞いたら「こんなところに生えてるの、食いたくないな」と言うので食べていません(^_^)


今日剥がれているところをみて、ほぼ水耕栽培やね、と思いました。
これも帰化植物。ユーラシア原産。