スズメの盗蜜
昨日は一日中雨で、上がったのは明け方? 家の前の道路もまだ濡れていました。
よく降りましたねえ。
多分河川敷はぬかるみだろうと思って、堤防から青少年広場を通ってまた堤防に出ていつもの終点の放水口までいきました。
青少年広場や土手の桜は満開でした。
青少年広場
鶴野の堤防
「雀はいつから桜の蜜吸って落とすようになったんやろな」
「日本中の雀がするんやろか?」
「さあ~。」
いつ頃からか、花ごと桜が落ちているのをよく見るようになりました。
今日注意して見ていると、たくさん花ごと落ちている所と花びらしか落ちていない所とあるんですけど、これはどうしてなのかしら。
花ごと落ちてる
花びらしか落ちていない
ネット検索してみると、中野さとるさんという雀を中心に撮っておられるという写真家の方が撮った、スズメが花をくわえている写真が出てきました。
「雀の盗蜜」と言うんだそうで、雀は嘴が短いので、ヒヨドリとかみたいに花の上から嘴を突っ込んで吸うことができない。それで花の根元からちぎって花ツボをカミカミして蜜を食べるのだそうです。
バードリサーチという鳥類の研究をするNPO法人によると1990年前後の時点で広い範囲で観察されるようになったということです。
サツマイモを海水で洗って食べる幸島のニホンザルの習慣は、1匹のお猿さんがそうするとおいしいということを発見したのがみんなに広まったということだそうですが、「スズメの盗蜜」も1羽の雀が「あら、おししいわ!」って発見して、クチコミで広がったのでしょうね、きっと。
ソメイヨシノは種で増えるのではないので、害はないそうです。
<美鈴紙業のお稲荷さん>
ウオーキングの帰り、途中で堤防を降りて見に行きました。
火事は一昨日で、昨日は一日雨だったのにまだ煙が出てくすぶっていました。
消防自動車もパトカーもいました。
お稲荷さんは無事でした。
全部焼けたのにここだけが無傷です。周りの木が防火壁になったのか、お稲荷さんの威力なのか・・・
私と同じ年の知人が、子どもの時からあそこにあった会社だから、なくなったら寂しいと言っていました。調べたら私より一つ年上の、摂津生まれ摂津育ちの工場でした。お稲荷さんもいることだから、再建できるといいと思います。
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