安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

もうナヨクサフジが咲いていた

夜明けが早くなって6時にはもう明るくなっているので、ウオーキングも少しずつ早く出るようにしています。今朝は6時に出発しました。


冬の間暗くても同じ時間に歩いておられる方に出会うと「明るくなりましたねえ」と言われたので「はい、段々早くなります」とご挨拶しました。


予報通り今日は冷え込んで、少しですが川霧が出ていました。
北部水みらいセンター(下水処理場のことです)の放水口の橋の向こうに、クサフジが繁って来ていました。まだ下の方に埋もれていますが、花も咲いてきていました。
これから蔓をどんどん伸ばして大きくなっていくことでしょう。


去年突然、あっちにもこっちにも生えて安威川河川敷を(大正川にはありませんでした)席巻したかのようだったのですが、ここ以外はまだどこも顔を出していません。


クサフジと書きましたが、去年調べたらこれはナヨクサフジという帰化植物だとわかりました。明治時代に牧草として輸入され全国に広がったそうです。。


クサフジはマメ科の植物で9種類あるようです。日本の在来種のクサフジは、今はナヨクサフジに押されてしまっているということです。私の持ってる『花と葉でみわける野草』にはナヨクサフジしか載っていません。
河川敷で栄えるのは帰化植物が圧倒的。在来種にもっと頑張ってほしいんですが・・・


   



合流点に戻って来ると、カワウが羽を広げていました。久しぶりだなと思ってカバンのポケットからカメラを出して、次見た時にはもう閉じていましたಥ_ಥ


なので撮れたのは「朝日を浴びるカワウたち」



そうそう、ノカンゾウも芽を出していました。
ちょっとずつ春の河川敷に変わって行っています。