安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

須佐之男命神社に初詣

今日は早朝ウオークは止めて、10時頃からこのあたりの氏神さんの「須佐之男命神社」へ初詣に行ってきました。葯5900歩でいつもの半分くらい。


去年は元旦に行ったのですが、鳥居の外まで行列だったので、今年は密を避けて2日にしたらとってもすいていました。手水鉢は蓋をしてあって横に消毒液が置いてありました。




昔は各集落にあった神社を集めて祀るようになったらしいです。


10月にはお祭りもあります。5つの集落が交代で「本祭」の当番をやります。以前は5つの地域でやっていたのですが、数年前に1ヵ所が「できなくなった」と脱退したのだそうで、今は4ヵ所の地域が交代でしています。


いつからのお祭りか知りませんが、多分この地域がまだ農村地帯だったころ、収穫を祝う祭だったんだろうと思います。お金持ちの町衆が作るきらびやかな山車と違って、素朴な蓮台神輿が出ます。


天狗さんが先導して(何故かは知りません)、当番の地域を神輿が廻ります。蓮台の上には子どもたちが乗って太鼓をたたくのです。相当重いので、近年では参加者も減るなか、数年前から台車に乗せるようになっています。でもご祝儀を出しているお宅の前では担いで気勢をあげます。都市化して、元々の氏子さん(地の人)の割合がかなり減っていると思いますが、昔ながらの農家風の大きなおうちも多いです。


2006年に私が自治会役員だった時、うちの町会が本祭りの当番に当たっていて、私は写真係をしたので、その時の写真をちょっと載せてみます。なるべく顔が写っていないのを選びます。この頃はまだずっと担いでいました。


これは朝お宮さんを出発する時


気勢を上げて、神輿を持ち上げている所


先導する天狗さん。天狗さんは前が見にくいので、介助してもらいます。


一日中地域を巡って、夜が更けて、宮入。
これも理由はよくわからないのですが、一度で中には入れてもらえなくて、何回も行ったり来たりするのです。やっと鳥居の中へ入れそうです。

去年は4年ぶりにうちの地域が本祭の担当だったのですが、残念ながらコロナで神輿は中止になりました。