安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

秋色いろいろ

<冬の水鳥のこと>
ウオーキングを始めた当初、マガモとカルガモしか知りませんでした。段々それ以外の鳥もいることがわかってきて、図鑑をみたり、ネットを見たりして名前を確認して来ました。
前からいたのに、私たちが違いがわからなかったのだと思います。
今や冬のウオーキングの最大の楽しみです。


昨日書いたハシビロガモは一昨年に初めて見たと思います。冬の間時々見ますが1羽か2羽です。たくさんは来ません。


キンクロハジロ、ホシハジロは数年前からです。これも多くは来ません。えらく長く潜ってるカモがいる、というところからわかりました。



<秋も深まって>


朝日に映える真白なススキ、と思っていたけど、
図鑑では草原に生えるのがススキで、水辺に生えるのはオギって出てます。同じススキ科だけど。ススキよりフサフサしているって。オギなのかなあ? ススキは株立ちするけどオギは一本ずつ茎を出すって。確かめてみよう。

右はもっとフサフサしている。何だろう。
朝日に映えるススキ  


タネをつけるコセンダングサ

 


秋色になったエノコログサとタネになったホシアサガオ。でもまだ咲いている所もあります。

エノコログサ   ホシアサガオ

 
葉も色づいて・・・
左はナンキンハゼ。まだ幼木です。
右はガランド橋の下、境川の土手の下に生えているセンダン。少し色づいたばかりです。

ナンキンハゼ   センダン


河川敷から土手の上を見上げると鮮やかに赤くなった木が見えます。
「水みらいセンター」の敷地に生えています。名前わかりません。カエデの仲間かなあ。


楓の仲間  


普段は左の写真で人が歩いている所にある橋を渡って河川敷に行くので気がついていませんでしたが、クロガネモチにたくさんの赤い実がついていました。


クロガネモチ  


<早春の準備>


これはノビル。茅を刈った後にい~っぱい出てきています。
春になるとスコップ持って行って掘ります。
けっこう皆さん採りに来ますよ。安威川にも大正川にもたくさん生えます。
コリコリしておいしいですよね。

ノビル  


<おまけ>


カラムシに付いていたフクラスズメ蛾の幼虫はもういなくなりました。夏に蛹は見つけられなかったと書きましたが、この幼虫を飼育している人のブログを見つけて読んでいると、土中で蛹になるということです。道理で蛹が見つからないはずです。
真っ黒の蛹でした。