安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

アメリカジガバチ

いっぺんに秋になりましたね。
ウオーキングでも、じんわりとはかきますが、タラタラ汗をかかなくなって、大分楽になりました。


秋の空になっています。




この夏、アレチウリが大量に枯れたことは載せましたが、いつもならこの季節物凄い勢いで繁茂し、花を咲かせるのに、今年は様子が違います。一度枯れた後に出てきたものでしょうが、葉っぱもいつもより小さいのが少しだけ生えていて花が咲いています。


その代わりに、いつもアレチウリがある場所に、ホシアサガオがたくさん、それに岸辺にはゴキヅルも繁茂しています。


白っぽい点々は皆ホシアサガオ。写真に写っていない所もずっと広がっています。



写ってるのはぜ~んぶゴキヅル。



下は上とは別の所。合流点の少し上流の岸辺に咲いていたゴキヅル。こんなに花序を延ばしてたくさん花を付けているのを見るのは初めて。花序の上に咲くのは雄花で、雌花は花序の基部に1つだけ付けるとのことです。



小さいけど、星みたいな可愛い花。一枝採って来て瓶に入れました。
ひとつ実を付けていました。



メハジキが種を付けていました。
そこに蜂が止まっていました。
えらくウエストの細い蜂です。長さは2㎝くらいかな。



調べると、胴体や足に黄色があるので、アメリカジガバチというもののようです。
ジガバチはいろいろな種類があって、これは戦後入って来た外来種。適応力があって在来種のキゴシジガバチより多くみられるようになっているそうです。珍しくないそうですが、私は初めてです。
生態が変わっているなあと思いましたので、『みんなの蜂ハチ駆除屋さん』が書いていたことを紹介します。


この蜂は群れなくて基本的に単独行動。狩りをして生活する狩バチなんですって。狩りの対象はクモやアオムシ。捕らえると毒針で神経を麻痺させて巣に持ち帰るそうです。
巣は柱や壁や土に穴をあける。そこに獲物を入れて卵をひとつ産み、その上に砂利や石を詰めて塞ぐ。それで巣作りは完了で、二度と戻っては来ない。巣は卵が孵化して成虫になるまで使用される。卵はすぐ孵化して餌を食べて大きくなり、穴と同じ大きさになると蛹になり、10日ほどで羽化して巣から出ていく。後は巣に戻ることはない。


ということでした。


ミツバチやスズメバチと全然違うんです。
へー、こんな蜂もいるんやねえ。
と思ったことでした。

オニグルミ収穫😁

オニグルミですが、ちょっとひねったらポロッと採れたので、収穫することにしました。
安全に枝を引き寄せたら届くところだけ採りました。でも持って帰るのが重いくらい採れました。


2週間位水に漬けておくと、果皮が腐って来て剥けるようになると書いてありましたから、早速水に漬けました。


初めての経験。楽しみです。


               


10日位前にひとつ採って来ていたのを、夫が皮を剥いて、炒ったら、パカッと割れたので中身を食べたそうですが、小さくて味もわからないくらいだったとか・・・
「リスやったら喜ぶやろなあ」ということです。
1個しただけなのに、指が黒くなって「とれへん、とれへん」と言ってました。



これがオニグルミの木。見た通り水門の所なので、下は水路です。水を流したことはもう何十年もないかも。半分埋まっているようでもあるけど、深さはそれなりにあります。



    



オニグルミの木の所が、ゴミをまとめている所で、拾って置いておくと茨木市のシルバーのお仕事の方が持って行って下さいます。
でも2,3日前に、写っている黒い大きなホースみたいなもの、川岸の方にももう一つ同じものが捨ててあるのですが、こんな大きなものはシルバーの方が持って行くことはできないでしょうから、河川事務所に連絡しなければいけないかもしれません。


河川事務所と言えば、マムシの死骸があったことを夫が連絡した後で、貼り紙をしてくれました。


        

カラスの子

ウオーキングの帰り道、大正川の左岸から飛んで来たカラス。
「後から行ってるの、子どもやな」と夫が言うとすぐ橋に止まりました。


ねえねえ、おかあちゃん、餌ちょうだい! ギャーギャー



おかあさん、何か咥えてる。



もっとちょうだい! もっとちょうだい!