安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ヒクイナに会いたいものです

渡り鳥はもうほんとんどいなくなりました。ヒドリガモとオオバンを1羽2羽とまだ見かけますが。
きのうは「ヒーヨ」と鳴いているヒドリガモがいました。まだ連れ合いを捜しているんだろうか? もうみんな帰ってしまってるから無理やと思うよ~


ウグイスもまだ鳴いています。まだ鳴いているということは、まだ連れ合いが見つかっていないということなんかな? 「水みらいセンター」の中で鳴いていたのはもう鳴いていません。こっちは相手が見つかって山へ帰って行ったのでしょうか?


鳥の話題でもうひとつ。


1か月くらい前から「コンコンコン」だか「クオンクオンクオン」だか「コッコッコッ」のような声で段々間隔が短くなって(早口になっていく?)長く鳴く特徴のある鳴き方の鳥がいます。


安威川の合流点から上流の放水口にかけてです。土手の向こう側に並行して流れている番田川の方から聞こえる時もあります。


夫が野鳥の動画をいろいろ調べて、ヒクイナ であると突き止めました。


ところが二人ともまだ姿をみることができません。


うちにある『日本の鳥300』によれば、「水辺を抜き足差し足で歩く警戒心の強い鳥」で人の気配がない時だけ草むらから出てくるそうです。


同じクイナ科のバンも警戒心が強くて(大体大正川の同じ場所にいます)見えたと思ってもすぐ葦の中に隠れてしまい、悠々と泳いでいるのは滅多に見れません。


この声が戸を叩く音に似ているということで、古くから「水鶏(クイナ)」と呼ばれ、
時代劇の夜の効果音に使われるというのですが、私は気が付きませんでした。
市原市の「ふるさとビジター館」のHPに市原市ゆかりの菅原孝標女『更科日記』にも「たたくとも誰かくひなの暮れぬるに山路を深く尋ねては来む」と歌われていると紹介されていました。
昔から親しまれていた声だというのですが、農薬の影響で餌にする昆虫類などが減っているからか、数が減って準絶滅危惧種になっているということです。


この辺りでは留鳥または漂鳥ということなので、しばらくはいるのではないかと思います。
何とか見れるといいなあ。
腹、足、目が鮮やかな赤色。それで「緋水鶏(ヒクイナ)」なんですね。背は茶褐色。



今朝は雨で朝ウオーキングは行きませんでした。
昨日はヨモギをたくさん採って来ました。



干してカラカラにして保存し、冬に入浴剤として使います。
香りが好きです。
よく温まります。
ここ10年位欠かせません。


重くて、二人で背中に背負って持ち帰りました。
夫はゴミ袋に入れたヨモギを、脱いだ上着に包んで背負っていました。



私はゴミ袋のまま大黒様みたいに肩に背負って帰りました。