アメリカホドイモ&ニガカシュウ
ミミズは今朝は昨日より多く20メートル程の間に二百匹位はいたのではないでしょうか?いないところをよけて通るのが大変な位でした。
いつもヤマイモがある小さな橋のところに見慣れない花が咲いていました。あんまりきれいとは言えない、どちらかというとちょっと気持ち悪い花。これです。
これはアメリカホドイモというマメ科の植物で、地下で肥大した根茎を食べるのでイモという名前がついているようです。青森県でリンゴの苗を輸入したときについてきたとかで、今でも青森県では栽培されて、アピオスと呼ばれて販売されていると『旬の食材百
科』というHPに載っていました。北メリカ原産で原住民の人たちが古くから食用として重要なスタミナ源だったとのことです。
アピオスというイモが売られているのを私は見たことありません。
先にヤマイモがいつもある所に、と書きましたが、もうムカゴ(零余子)が付いていました。去年あるのに気が付いて、ムカゴは普通ツルっと丸いのに「えらいゴツゴツしたムカゴやなあ」と言いながら採取しました。家に帰ってからちょっと食べてみると、普通ムカゴはヤマイモと同じもので、生で食べてもおいしいのに全然おいしくないしちょっと苦いので、ムカゴご飯にでもと思っていたのですが、食べるのをやめました。
今日みるとツルの先の方に行くと花が咲いていました。花は今まで気が付いていませんでした。こんな花です。ボケてますが。明日また撮りなおそ。
ヤマイモ、ほんとはヤマノイモという名前だとわかりましたが、ヤマノイモの花は調べてみると穂が上向きに咲いています。垂れ下がって咲くのはヤマイモの仲間ではニガカシュウ(苦荷首烏と書くらしい)というものだけでした。実も丸くなくてゴツゴツしています。雌雄異株で、雌花と雄花の見分けは難しいということですが、雄花は根元からだんだん赤くなる、ということです。この写真も見ると根元の方が少し色づいていますからこれは雄花ではないかと思いますし、これはニガガシュウに違いないと思いました。
ゴツゴツしたムカゴはうまく撮れてないので明日また撮ります。
もう10年以上ほぼ同じ場所を歩いているのに、毎年新しい植物に出会ったり、植生の変化を感じたりして飽きません。ほんとにおもしろい。
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