安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ハグロハバチの幼虫

先日の雨の影響がまだあって、安威川はぬかるんでいて、途中から堤防に上がりました。川の水量も多いです。放水口にはオオバンが10羽位、ヒドリガモが3羽、コガモもいました。
いつ帰るのでしょうね。もう5月なのに。


去年始めたこのブログの最初がオオヨシキリだったのですが、今朝川向こうの優等生のウグイスが鳴いていた辺りで「ギョギョシギョギョシ」の声を初めて聴きました。そのうち大正川にもやってくることでしょう。ウグイスは合流点近くの「ホーホケピ」だけでした。



水みらいセンターの中の木のてっぺんでメジロが囀っていました。うちの庭のミカンを食べに来ていた時は「チー」としか鳴いていなかったのですが、いい声で長く鳴いていました。図鑑で見たらメジロの囀りの聞きなしは「長兵衛、中兵衛、長中兵衛」だとかいてあります。そんなふうにないていたのかしら?


もう庭に来なくなって1か月以上経っていますから、山に行ったとばかり思っていました。
まだこんな所にいたのね。遠いし影だからうまく撮れていませんが。




大正川で、えらく虫に食われているギシギシがありました。
「何かいる?」



いました。小さな青虫です。2cm位。
頭が黄色で、なんかかわいい💛 絵本の『はらぺこあおむし』みたいだ。



ネットのイモムシ図鑑で調べたら、ハグロハバチの幼虫。ギシギシ、スイバ、イタドリなどに寄生するということなので、間違いないと思います。


花はギシギシの花。



帰り道で夫が子供の頃ヨモギでカエルを釣った話をしていました。


「ヨモギの葉っぱをクチュクチュってしてな、カエル釣ったわ。糸付けた針にヨモギつけててカエルの前でゆらして虫みたいに見せるとパクッてくわえたるからそこ釣り上げるねん。」
「カエル食べたん?」
「食べへんわ。ぷーってストローでおなか膨らませて離すとな、水に浮いてしまって潜られへんねん。」


昔の男の子は残酷なことして遊んだんやなあ。私らそんなことしてへん。