安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ノイバラ(野茨)

あちこちでバラが咲き誇っています。美しいですよねえ。


これは平和公園のバラ。緑化ボランティアさんが丹精込めて作っておられます。



       


これはうちのアンジェラで~す。スプレー咲きでやたらたくさん咲くツルバラです。萎れかけたのを毎日取るのが朝の一大仕事です☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
 



そしてこれはノイバラ(野茨)日本のノバラの代表的な種とのことです。河原など水が多く日当たりのよいところ、沖縄以外の日本や朝鮮半島に自生するツル性落葉低木。
ガランド橋の下、境川右岸の土手の下の川岸に大きな株がいくつもあって、今が盛りです。


        


ノイバラはバラの8原種の1つで、西洋に渡ってからは房咲き性の原種となったそうなので、うちのアンジェラの先祖ということになるんではないでしょうか。


夏になるとつく赤い実は(ついてるの見ていません。今年はしっかり見よう)「営果」と呼ばれる生薬で、便秘薬や利尿薬として使われる他化粧品の成分としても使われる(吹き出物にも効果がある)のだそうですよ。


南米・チリ産の実が「ローズヒップ」。ハーブティーやローズフッピオイルになるということです。


野ばらって言えばシューベルト。♪わらべはみイたアり♪ を思い出しますが、あれは ♪くれないもオゆウる~のなかのばア~ら♪ で赤いノバラですね。ゲーテの詩だからドイツのノバラは赤いのでしょうね。日本のも薄紅色もあるのだそうです、