安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

クレオメ・フウセントウワタ


もう何日も朝は雨。ウオーキングも行けません。5時前後に目を覚まして雨だったら本を読みます。昼は上がることもあるんですが、朝が雨だったら私は行きません。


今うちの「猫の額」の庭にはクレオメ、フウセントウワタなどが咲いています。他にも所狭しといろいろ植えてるんですけど、それは別の機会に。


クレオメは子供の頃、母は「オイランソウ(花魁草)」と言っていましたが、フロックスのこともオイランソウと言うってネットに出ていました。知らんかった。
去年、平和公園の花壇にいっぱい咲いていて、タネをもらってきて蒔いたら出てきました。よく見るとこの花、とても変わっているんですね。知らんかった。全体しかみてなかったよ。


ほら、花びらが上に4枚、下にめしべとおしべが並んでる(一番右の種の小さいのが付いているのがめしべと思う)。こういう花の形って他にあるかなあ?


つぼみは4枚の花びらだけで、めしべとおしべは上の方だけつぼみの中にあるね。この中にいる時に受粉するのかな?

フウセントウワタの花はこんなです。下向きに咲きます。そして風船の実を付けます。風船の中には種がギッシリ。一つ一つに絹糸のようなつやつやと光っている細い毛が付いています。(同じガガイモ科のブルースターの種も同じようです。風船でなく莢ですが)タンポポの綿毛といっしょ。小さい風船がひとつできていました。今は直径2cm位。7~8cmまで大きくなります。関口宏の「サンデーモーニング」でいつもすごく大きな生け花が飾ってありますが、風船のついた枝を使っているときがありました。