安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

雨上がりの朝

今日はめったにないことに遭遇したんですよ~。


今朝はいつもより早く、5時40分頃出かけました。さっきまで雨が降っていたような感じで河川敷は水たまりやぬかるみだろうと最初から堤防を歩きました。


草や木に露がついています。水みらいセンターの裏の土手に出ると、銀色の世界でした。
草の露が朝日に当たってキラキラキラキラ光って美しい事!


何とか写真に撮れないかと思いましたが・・・・全然。




近付くと露はまあ写りましたが・・・



めったにないことはこれではありません。これからです。



放水口まで行ってラジオ体操を始めるころ、川の上を何だかうっすらと煙のようなものが流れて来ているのに気づきました。
川上の土手を見ると、さっきまで向こうまで見えていたのに、煙がもうもうとしている感じでだんだん近づいています。(この頃はまだ私は煙かな?火事?それとも霧?と思っていました。こんな風に霧が押し寄せてくるなんてあるのかなあ、と。)


煙の中から、いつものようにずっと川上まで行っていた夫が現れました。
「霧から逃げてきた」と言っています。
やっぱ霧なんや。
と思っているうちに、見る間にあたりは霧に覆われ、それはどんどん川下に進んで行きました。


へー!!!


安威川でこんな風に霧が下っていくところに遭遇したのは初めてでした。


   

   




足下でシロバナテンマがいくつも咲いていました。
江戸時代後期に輸入されて野生化したものだそうです。シロバナとついていますがピンクもあります。ナデシコ科です。




このあたりはユウゲショウはこれまで見かけなかったと思うのですが、今年は水みらいセンター側の斜面にワーッと広がっていました。濃いピンクのかわいい花だから「けっこうけっこう、ええこっちゃ」と夫は言っています。
ユウゲショウは秋遅くまでずっと咲きます。



帰り道、市役所の裏の土手で撮りました。露がいっぱいの草。何の草かは何かわかりません。